１～１４集
ものすごく周辺の評判がいいこのドラマ。
始まってすぐに1，2集と見て、テンポもいいし、ヒロインも粘つかないタイプだし、これはおもしろいかもしれない。でも、すぐに軍師聯盟２が始まるのに、酔玲瓏と通天狄仁杰抱えて、三つめのドラマになんか手を出してる余裕はない。と、あとまわしにしてたんです。
ところが！
予定されてた９月末に軍師聯盟が始まらない！！！
酔玲瓏は一気見しちゃった。通天狄仁杰は今週終わる。という状況で、いじけ半分に視聴再開。
１４集ですから全体の５分の１強見ました。おもしろいんだけど、どぼんとハマれないというのが素直なところ。
軍師聯盟２ウェイティングの件を別にしても、多分そうなんだろうと思う。さすがに自分のことはよくわかるｗ
主人公の周莹に孫麗。概ね甄嬛や芈月と同じく、頭が切れて、勝ち気で怖いもの知らずの少女が、恋愛やら仕事やら山あり谷あり何でもありのなんやらの経験を積んで成功していくというストーリ展開のようです。でも、１４/７４なんでこれからどうなるか保証はない。
ただ、今回は、良家の令嬢とか主とかではなく、町のごろつきですな。養父と共に大道芸やセコイ詐欺で小金を稼ぎ、教養も何もないが、頭の回転が良く、性格は善良で「任せときな」の姉御肌。その彼女が金に窮した養父に大商人の沈家に売られますが、本当は金をもらって、逃げるという算段だったはず。
この沈家の遊び人の二少爺沈星移に気に入られた周莹、ただの奉公人から夜の相手もするように言われて、沈家を逃げ出す。
それを助けたのが、沈家と同じく大商人の呉家の一人息子呉聘。野生の猫のような周莹に魅かれていく。周莹は呉家で、若者たちが勉強しているのを見て、自分も勉強したいと言い出す。時代背景から考えるととんでもない要求だが、周莹に甘い呉聘のとりなしで、ぐんぐん知識を身につけていく。
この両家が、朝廷に収める薬を共に扱うことになるが、その中に偽物が混じっていたということで大事件になる。
その上、呉家の蔵の中で沈家の大少爺月生の死体が見つかる。犯人は呉聘に違いないといきり立つ沈家一同。
釈放された呉聘を星移が襲い、呉聘が人事不省になってしまう。医者にもどうしようもないが、吉日に結婚させれば、運が変わって助かるかもということで、かねてからの婚約者胡家の咏梅と結婚させようとする。
ところが、呉家を憎む杜明礼がこれを邪魔、咏梅の嫁入りは中止、それでは呉聘が助からないと急遽身代わりになる周莹。ほんとに呉聘が意識を取り戻してしまった。
とりあえず結婚式を挙げたつもりの周莹だったが、蘇った呉聘からも使用人たちからも若奥様として扱われ、困惑。
それでも本当に周莹を妻にと望む呉聘の気持ちに触れて、呉家の若奥様にふさわしくふるまえるよう努力することを決意。
そして、呉聘のとりなしで商売の場にも同席するようになった。というところで、１４集。
沈家では、呉聘を半殺しにした星移を牢から助け出すために、皇族と結託している杜明礼に「礼には何でもする」と約束、呉家を讒言するための罠にかける手伝いをすることになる。
胡家の咏梅は、呉聘と結婚できなかったのは私のせいじゃない、こんなに怪我したのにと呉聘の母を泣き落としにかけるが、呉聘に拒否される。こういう私は悪くないの～私はいい子～と泣いたらなんでも思い通りになると思ってるうざキャラ、一番嫌い。
沈家の星移は、兄の仇な上に自分の好きな娘を攫って行った呉聘が憎くてたまらない。この後に及んでも、なんとか彼女の身柄を取り戻そうとあれやこれやするが、県令の趙白石に身売りの金をもらって、あきらめろと裁かれてしまう。
この星移が陳暁、早々に殺されてしまった出来のいい兄の月生が李解と最近の林平之二人がそろってたのは楽しかった。
県令趙白石が食べるものもない被災民のために何とかしろと金持ちたちを呼びつけ、彼らの食べ物を食べさせ、彼らの集まっているところに連れていく場面は、天下糧倉の蘆大人とかもやってましたなあ。
ミステリ的には、月生殺害の犯人は杜明礼の手先とさっさと種明かしされています。この杜明礼がなぜ呉家を恨んでいるのか、はまだ不明。
これから、この杜明礼と鬱陶しい元婚約者胡咏梅が・・・と思うと、モチベーション下降気味。
呉聘＠初辮髪何潤東の地声が記憶にあるよりずっとかわいかったというおまけもつけて、軍師聯盟２出るまでのお付き合いモチベーションはなんとかもちそうかな？
何しろ、導演は大秦帝国の丁黒ですからｗ
