１～２４集（大結局）

　第１季と第２季、別にするんじゃなかった・・・

　第２季、ぶっちゃけうじうじし続けで、つまらんかった・・・

　私は、気楽にチャンチャンバラバラが見たかっただけなのに（号泣）

　第１季でほとんどのキャラはでそろい、第２季では敵も味方も次々退場。

　主人公を含む男女四人は、恋愛方面では好きだの嫌いだの、親の仇だの思い違いだの、記憶なくしたの、結婚しようと言って逃げるだの～というのをこの短い間に延々とやり続ける。その上に、唐皇帝の遺児だの秘宝捜しだの、それぞれの組織内での内紛だの抜けるのそんなことさせないだの、裏切ったのもともと潜入スパイだの、洗脳したのなんだのという話が絡み、主人公一同ずっと鬱陶しい表情。

　このドラマで一番予算かけたのは、変装、仮装、いや特殊メイクではないかとも見えるんですが、その特殊メイクが今一つで表情が単調な上に、うじゃうじゃいっぱいいすぎる・・・

　歴史上の人物をアニメキャラ化するのは一つの手法としてもう確立されていると思いますが、それをもう一度真人版にするのってこれでいいんでしょうかねえ？なんか納得できない気分です。

　第２部ラストで、唐の皇帝として大唐復活を迫られた主人公の李青雲は「朱温に滅ぼされた時に唐王朝は歴史になった」と一同に宣言、愛する姫如雪と去ろうとする。なかなかの大演説でした。

　そうはさせまいとする李世民時代からの不良人の首領袁天罡が如雪を殺害、激昂した星雲が袁天罡を殺し、姿を消す。張子凡と結婚した陸林軒は青雲を助けるために、自らは内力を失ってしまった。

　主役陣、誰一人として幸せになっていないなんとも気合のあがらない大結局。

　そして、これで終わったというところで、第２季では影の薄かった黒無常と白無常や、幻音坊の女帝がまた蠢き出す。

　私も黒無常と白無常がもっと見たかった・・・ころころボスの変わっていく彼らが、このドラマの中では一番キャラが立ってた気がする。