江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

画江湖之不良人真人版 第一季

第一季 1~12集

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 最近、チャンチャンバラバラとした武侠ドラマ見てないな~と、お蔵入りしていたこのドラマにちょっかい出してみました。
 第一季12集と第二季14集、量的にはたいしたことないし、話も単純明快そうなんで、ちょうどいいかと・・・
 
 これ、原作というか元はアニメのドラマ。それを実写版に作り替えたというドラマなんですが、どうも見ていてエネルギーのかけ方が私の想像とは違った。
 
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 これが主人公とその仲間のアニメ版。上の真人版の再現度が高いのは一目瞭然。
 
 話の流れで、かなり重要なキャラの黒無常と白無常。
 黒無常の季晨がなんか悪乗りして、アニメのキャラそっくりにやってるのがおもしろかった。
 
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 けど、こういうとこまで行くともうこんな無理してまで、真人版作る意味あったのかと首ひねってしまう。
 
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 そういうあたりを別にすると、まあまあ元気のよい幻仙ドラマで、退屈はしませんでした。でも、武侠ドラマじゃないなw
 
 子どものころに山奥に籠っている師父に師妹と二人育てられた李青雲が主人公。このキャラが実は唐王朝最後の皇子のただ一人の生き残りという設定。本人はそれを知らないが、やがてそれを知らされて・・・あっさり受け入れてしまいましたw
 
 何事も軽めの話が進んで行くドラマでした。
 
 舞台は五代十国の初期。
 
 姿を消した師父を探して李青雲がやってきた江湖は、玄冥教、幻音坊、通文館の三つの勢力が角突き合わせている。この三つ、武侠ワールドの門派というより、仮面ライダーのショッカーとかの改造人間を作って世界征服を企んでる悪の組織みたいなもんです。
 
 しかも、玄冥教が朱温の梁、通文館が李克用の晋。
 
 で、こちら李嗣源・・・アニメだと違和感ないけど、実写でここまで必要はないと思うなあ。好みではありますが。
 
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 タイトルにある不良人というのが、李世民が残した懸鏡司のような秘密組織で、その首領袁天罡は死ぬことなく300年間その地位にいる。
 
 この袁天罡が主人公に大唐復興と両親の敵討ちを迫り、当面幻音坊と通文館もこれに協調、主人公は、師妹の陸林軒、通文館の少主張子凡、幻音坊の姫如雪、不良人の上官雲闕と同行というのが第1季終了時点での関係。
 
 玄冥教の下っ端だった黒無常と白無常は、彼らの上にいた閻君蒋兄弟五人の内力を吸収して、功力をアップ。この二人、できない約束をしては失敗して上役に攻められ・・・と、ムサシとコジロー味があっておもしろかった。なかなかの人気キャラのようで、主役以上にあちこちにコスプレ画像が上がってました。
 
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 真ん中の主役の李青雲の鄭業成は平行してみてる颤抖吧阿部の主人公もやってるし、右のオネエの上官雲闕の王泷正はどん~と暗めの推理ドラマ白夜追凶で切れ者の捜査課長。どういうわけか、同時に見てるドラマで同じ俳優を見かける確率が高いです。配役にも流行みたいなものがあるんでしょうかねえ?
 酔玲瓏とかを見ていても、新人が次々出てくるな~という実感もあります。成龍がどっかのインタビューで小鮮肉も人気があると思ってマネージャーの陰に隠れて楽してると、人気がなくなったらすぐ見捨てられるんだから、しっかり演技に取り組めみたいな苦言を呈したとか聞きましたが、ほんとこうやって続々新人が出てくると、いろいろ大変ですね~2,3年も経ったらどうなってることやら・・・(記憶で書いてるので間違ってたらご指摘を)
 
 と、まあ余計なことも思いつつ、第二季に行きます。