11~20集
ひ弱な男は葉昭にはふさわしくないと、自分をゴリゴリ売り込む伊諾王子。負けるものかと、大酒をのんでひっくりかえった玉瑾。
二人の男に挟まれた葉昭を見守るのは、狐狸と呼ばれている副将軍胡青。
阿昭を自分のものにするために伊諾が邪魔な自分を殺そうとしていると怯えた玉瑾は、とうとう彼女の部屋で夜を共にするようになって、二人の関係は大きく前進。
諦めた伊諾王子が帰国すると入れ替わりに、葉昭の従妹柳惜音が屋敷に同居するようになる。
このなよっとした美女が、葉昭をとりもどすために趙玉瑾を次々罠にかける。
普通ならイケメン郡王を手に入れようと、葉昭の方を罠にかけようとするのでしょうが、ここではずっと従兄だと思ってあこがれていた葉昭を取り戻そうとあれやこれや企みます。
それには二人ともにさっさと気が付いて、対策もとるのですが・・・
いかにもな深窓の令嬢柳惜音のほうが息子の嫁にいいと思う玉瑾母やら、そんなのに正妻になられたり、侍妾になられたら困ると大慌てする侍妾トリオとかの思惑はさておき、結局は葉昭が彼女を故郷に戻らせて事を治めました。
でも、今回登場して、すぐに退場していった伊諾と惜音はまだ出てきそうです。惜音のキャラが太子妃昇職記の映月に被るもので、中の人は違えとはいえまた同じようにしつこく?と妄想中。
何か事件があるたびに葉昭と趙玉瑾の間が深まっていくという展開です。
自分のほうが葉昭より偉いんだぞ~と見せたがるジェンダーバイアス男の趙玉瑾を、上手に立てたふりをしながら自分の手の中で転がしていく葉昭というようにも見えますし、本気で「相公」の後ろに控える「内助の功」妻になろうとしているのか・・・
この辺の葉昭の思惑をどう見るかで、このドラマを楽しいコメディとしてクリアできるのか、この時代遅れ~~とむかつきながら見終えるのかが変わってきそうです。
このドラマの原作の題名は「将軍在上我在下」
上でも下でもない対等の人間同士として二人が愛情を育てていくような展開だといいんだけどな~と実はひやひやしながら、見ているところです。