32~47集
ほぼリアタイ三作の中で、一番さっさと見ていけそうで、実はこれが一番遅れ気味。なんでだろう?
さて、いつものようにストーリに触れてますので、画像下についてはお嫌な方はご覧になってからにお願いします。
任務完了と胸を張って皇帝に報告に来た趙玉瑾だったが、そのやり方に苦情が山積み。葉昭から軍の指揮権を奪おうとする皇后や重臣たちの思惑にのせられて、皇帝は葉昭を罷免。これからは、趙家の跡継ぎを作ることに専念しろと余計なお世話。
子どもができないのはどっちのせいだとかいう話が、生理が不順だとか、あの側室とはほとんど同衾していないとかずいぶんむきつけに展開。その側室の一人、楊氏は自分が趙玉瑾の子どもを産みたいが、全然寝所に呼ばれないと不満を募らせている。
将軍を下ろされ、毎日玉瑾から長年戦場にいたために損なった健康をとりもどせと薬を飲まされる毎日。
恵州での反乱が起こっても、派遣できる将軍がいなくて、葉昭の軍師胡青ばかりか文官の范仲淹までが出陣。鬱屈している葉昭は、戦場の視察という名目で趙玉瑾について恵州へ。あっという間に敵軍をやっつけてしまう。
楊氏は、彼女だけは正式な?側室らしく、葉昭が避けている祁王の妻が主催する奥方サロン的な席にも「夫人」として参加。そこで、祁王妃から避妊薬を手に入れてきて葉昭に飲ませる。ところがこれは、毒薬で葉昭倒れる。
この楊氏のたくらみが発覚、彼女は血を吐いて死んで退場。中の人は太子妃昇職記の映月、こっちは結末が付きましたが、結局同じような役どころでした。
ついでに皇帝に一服盛って、自分のところに来るようにさせていた皇后のたくらみもばれて、冷宮行き。後宮ドラマなら延々と引っ張るんでしょうが、こちらは3,4集でさっさとバレて、さっさと処分されてしまいました。こういうところ、好きw
一方、崖落ちしてい柳惜音はた定石どおりに祁王に助けられ、記憶を失って舞妓として祁王のもとにいた。彼女は、西夏と手を組んで帝位を狙っている祁王の計略の一部として、西夏の太子哈尔敦に伴われて西夏に向かう。哈尔敦はべたぼれなようですが・・・
哈尔敦のこのヘアスタイル見るたびに、周星馳の少林足球の無敵鉄頭功@黄一飛を思い出す…
葉昭が将軍を下ろされたことを知った西夏では、再び宋と戦争する気満々。そのバックには帝位を狙う祁王の内通があることを知った実は記憶を失っていない柳惜音はどうしようかと悶々としている。
この柳惜音、ウザキャラか~と思っていましたが、ウザキャラそのままに西夏と宋との間で一役買いそうです。
彼女の不幸は、葉昭が男性でないと知っても、「お兄様」にあこがれる気持ちを切り替えられなかったところから始まるわけです。結果的にだましていた「女性」葉昭が責任を感じるのですが、葉昭がそのまま「男性」として生きていくと決意していたら、話は違ったはずで・・・
ところが、生き延びていた胡青はこのままでは帰らないと葉家軍の仲間とともに祁王の使者として西夏に潜入。惜音とも出会って、祁王叛乱を葉昭に知らせる。それを皇帝に知らせる趙玉瑾だが、馬鹿なことを!と一笑に付され、一言でも漏らせば首がなくなるぞと口止めされる。どうもこの皇帝、もっと重大な情報を握っているらしい。
胡青の計略にまんまと引っかかった西夏皇帝は身内を粛清、いくつもの内輪もめ勃発一歩手前。
胡青一人がいれば、西夏を崩壊させるのも難しくないんではないか?というくらいの活躍ぶりw
悩める趙玉瑾が下りてきたところは、瑯琊榜で靖王が登って行ったところ。
玉瑾と葉昭との関係は、楊氏が思いつめるほどに愛情を育ててきているけれど、ようやく玉瑾が「社会人」としての葉昭の立場、その配偶者としての自分のあり方に思いが至った感じで好ましく見ていました。
60集は長いようで、もう今週には大結局。