１～１８集（大結局）
念のためにお断りしておきますが「刺客列伝」のおまけ「刺客学院」ではありません。
こちらは１４分前後の短いドラマ（しかも正味１０分くらい）が１８集で大結局という超コンパクトなシリーズ。
何しろ古装劇日照りなもので、題名と長さだけで飛びつきました。主演陣にも知った顔はいないし、主人公含めても主だった登場人物は１０人前後とこちらもコンパクト。
アクションシーンは結構ありますが、目を引くようなＣＧ処理も大々的な爆破シーン的なものも見当たりません。まあ、絵に描いたような低予算ドラマです。
演員さんたち、もちろん新人がほとんどなんだとは思いますが、露出の多い他の俳優さんを思い出して少々困惑したりもしました。多分、見ていただくとわかってもらえるんじゃないかと思いますが、まあ名前を出すのは控えておきます。そのうち、先輩たちをぶっ飛ばすような活躍期待してますよ～
ただ、このいろいろコンパクトなドラマ、世界観の設定はきちんとされているし、エピソードもそれなりに多彩でそこら辺の予算たっぷりだけど～というものより好感が持てました。
主人公たちは世界をよくする英雄となりたいと刺客学苑で学んでいます。彼らはトップの成績を収めたものだけが受けられる卒業試験の任務を通過し、学苑を卒業して外の世界で活躍しようと日々鍛錬しています。
トップとなった韓小楚は、学苑から出て命じられた任務を果たそうとするが、ついてきた龍辟邪と共に意識を失う。そして、目覚めた韓小楚は龍辟邪が姿を消し、学苑の仲間たちの誰一人として彼の存在を覚えていないのに気づく。そこへ再び新入生としてやってきた龍辟邪や仲間たちと共に失われた記憶を取り戻し、学苑から抜け出そうと苦闘します。
どうやっても学苑を抜け出すことはできないが、そのうち「卒業」して大活躍しているはずの先輩たちの真実や学苑を仕切る「宗主」もさらに謎の人物たちに操られていることなどが明らかになってくる。そして、だんだんと学苑以前の記憶を取り戻してきた小楚は、自分と龍辟邪が婚礼を上げていたことを思い出す。
ドラマ世界の設定から「トルーマンショー」を連想したという話も見かけます。迷子的にはそれより「ウルトラＱ」とか「アンバランス」あたり・・・というか、藤子・Ｆ・不二雄作品や星新一作品にあったようななかったような・・・ＳＦ方面ではなじみがないでもない設定ですが、このコンパクトなドラマでやろうというのはいい根性ではないですかねｗ
１８集全部見ても、普通のドラマ４、５本分しかないわけなので、キャラの深まりとか込み入った人間関係や謎解きというわけにはいきませんが、ずるずる長いだけのドラマよりはよいかもしれないです。でも、やっぱり結末までたどり着いてない💦あまりにも短いから、仕方ないですかねｗ
わりに拾い物だったと思います。
角 色 演 員
韩小楚 许清雅
龙辟邪 常 斌
姹紫飞嫣 段星羽
南 婉 马小钦
苏 绍 刘增宇
导 演 吴承峰
