1~20集(大結局)
今日は「誰是凶手」を見終わったところだし、「雪中悍刀行」もそろそろ一区切りしなくてはならないことろなんですが、また予定外のドラマに手を出してしまいました。
「欽天異聞録」、先月に見た「刺客学苑」と同じく13分前後のドラマが20集という長さも予算もコンパクトなシリーズです。
このくらいのサイズ感だと病院なんかの待ち時間にちょろちょろっと見るのにちょうどいいんです。ドラマはまた誰一人なじみのない演員ばかりなんですが、最初はなんでもそうです。
「射鵰英雄伝」や「天龍八部」と出会って中華ドラマを見始めた当時は、胡軍も周迅も林志頴も誰も知らなかった。今回も新しい出会いを期待。
それに、テレビやパソコンの前に座ってドラマを見るというパタンにこだわらず、スマートフォンやタブレットを使った視聴パタンも一般化しているのですから、視聴方法の多様化に応じてドラマのパタンも多様化するのは悪くないことだと思います。
で、この「欽天異聞録」
この世界には人類だけでなく天外から怪獣や異生物が紛れ込んでいます。設定的にはドラマ版の「鎮魂」に近い感じですが、異生物たちが組織化されているわけではなく、紛れ込んで悪事を働く異生物なんかを追うのは人類の組織「欽天監」です。
主人公の童盼秋はこの「欽天監」で最強と言われる案察使。彼女が同僚の「歩く百科事典」白洛書や薬や医学に長けた孫淼淼らと共に異生物が関わる事件に取り組んでいきます。
最初に大きなゴリラのような異生物とのバトルが展開したので、そういうドラマかと思いましたが、そういうわけではありませんでした。事件を追いながら、謎を解いていくパタン。
ゴリラ様の異生物を捕らえたときにその場に居合わせた蘇建翊が死んでしまう。そこで孫淼淼が検死、でも彼は死んだわけではなかったし、なんと緑色の血が流れていた。
目覚めた彼にはこの4年間の記憶がなく、自分に何が起こったかを知りたい彼も童盼秋らと共に事件に取り組むことになります。
まず取り組んだのは少女連続誘拐事件ですが、何しろ短いのでたくさんの事件が起こるわけではないです。
それにそれぞれのキャラはくっきりはっきりと差別化されていますし、時間がないので無駄な脇道にそれている時間もないので話は快調に展開します。
でも、張本人の異生物が人と同じ形をしてたり、とりついたりもするので、最後までラスボスがどこに落ち着いてるのかという楽しみはちゃんとありました。
たまにはYoutubeのお薦めに乗ってみるのも悪くないかもしれないです。今なら公式がアップしているので、覗いて見られてはどうでしょう。短いからとっつきやすいと思います。
角 色 演 員
童盼秋 曾姿晔
苏建翊 韩东霖
白洛书 何善凯
孙淼淼 苏芮莹
李思霖 刘泳辰
導 演 芦 迪