14~20集(大結局)
もう大結局。はやいです。
このドラマ、何気に配役が渋くて私好み。
さて、楽しみにしてる沈翊の講義。今回はウィリアム・ホガースでした。
こちら等ご参考にいかがでしょう?勝手にリンク失礼します。
3分でわかるウィリアム・ホガース イギリス絵画の祖ホガースの作品と生涯 娼婦一代記、放蕩一代記、当世結婚事情 : ノラの絵画の時間
それにしても、こういう海報に出てる名画の講義も聞きたかったな~
7年前の事件と現在の事件が一つになって、大結局を迎えました。
沈翊がだんだんプロファイラーにも、捜査チームリーダーにも見えてきて笑ってしまう。なんとなく沈翊に反感を持っていた若手刑事蒋峰からも信頼されるようになって、すっかりチームの一員。
沈翊を美術の世界へと招いた師父が詐欺にあって財産を失い自殺してしまう。この事件、日本で言う「オレオレ詐欺」のIT版といったところ。金を要求する動画の合成された息子、娘の顔から詐欺師の顔を割り出す沈翊のスキルは神がかってきたw
そこへ起こったのが、杜城が雷一斐を殺害した犯罪組織と癒着しているんではないかという疑惑。
沈翊たちは一丸となって、杜城の冤罪を晴らし、犯罪組織のボスの正体を暴こうと捜査に乗り出します。
シリーズ自体が20集しかないので、話がしつこくなることがなく進むのが私好みではありますが、反面掘り下げが足らないというか沈翊の能力盛りすぎというか・・・
画像師というアナログの沈翊に対して、IT技術もふんだんに登場してきます。それは時に犯罪の道具としてであったり、沈翊が絵を描き、真相を探るために必要な情報を提供する道具だったりします。
画像師という特殊なスキルの主人公を据えることで、ITに頼る現代社会の危うさも浮き彫りにし、結局は利用する人間次第だと言っているようにも思えます。ま、結局、機械は人間にかなわないということですか?
一応今回のシリーズは20集できれいに終わったのですが、ここでまた中華ミステリシリーズあるあるな「次に引っ張る不気味な謎」的なエピソードがついてきました。
いや、それで第2季とか作ってくれたらいいんですけどね~パッと思いつくだけでも「心理罪」でしょ、「冷案」でしょ~「罪夜無間」でしょ~日本で出てるのはスルーしてもすぐ出てくるところにまた増えちゃったよw
もちろん続き作ってくれたら文句言わない。
ただ、このドラマ英語のタイトルが「Under the Skin」なんですよね。このタイトルにはふさわしい幕切れだったようにも思います。
沈翊を演じる壇健次は彼のキャラにあったいい役をもらったなと思います。杜城の金世佳も、李現イメージの濃かった「河神2」よりずっと彼らしいんじゃないでしょうか?
警察のメンバーにはよく見りゃ知った顔がたくさん。
法医の何溶月を演じる张柏嘉は「師爺請自重」の周如意、捜査チームでコンピュータを扱う李晗は陆妍淇、こちらは「九州縹緲録」の蘇瑪でおなじみ。さらに張局長にはベテラン秦海璐。
事件の関係者として「孔子春秋」の朱剛日尭@孔子とか「九州・海上牧雲記」の高葉@速沁紫炎、「神雕侠侶」の傅淼@公孫緑萼なんかも顔を出していたのが、楽しかった。
どうでもいい話ですが、このドラマの情報を探しに中華サイト回ると「壇健次って日本人?」とか「壇健次って174cmもないんじゃない?」とかいう話題がたくさん引っかかってきて苦笑しました。杜城の金世佳が189cmで身長差15cmのはずなんですが、確かにもっと小柄に見えるw
ちなみに名前の方は、日本の漫画の主人公が好きでそこから名前をとったそうですね。
さて、これも終わってしまった。明日から何見よう・・・
演 員 角色
檀健次 飾 沈翊
金世佳 飾 杜城
张柏嘉 飾 何溶月
朱嘉琦 飾 蒋峰
陆妍淇 飾 李晗
秦海璐 飾 张局长
房子斌 飾 闫谈声
王 骁 飾 雷一斐
朱刚日尧 飾 陈舟
制作人 张翼芸
监 制 张晓波
导 演 邢键钧
编 剧 贾东岩、武瑶
美术设计 唐严书恒
动作指导 苏林高
造型设计 王二红
服装设计 王明明