21~26集
今回視聴分のハイライトはなんといっても蕭欽言のお祝いパーティ。
絶対なんか起こるに違いないと期待している武侠迷。
パーティの席上では、宋引章の琵琶芸と陰険なおじさん同士の顔で笑って背中で悪意むき出しのやり取りにとどまりました。
でも!期待通り、その後で蕭欽言襲撃、顧千帆の存在にむかついていたヘタレ息子も父を守って大活躍、でも、父子危うしというところでどっちに着くかとせまられた顧千帆が父親を救うために切り込むという大々的なアクションシーン展開。
このドラマ、特に武侠ドラマというわけでもないんで、アクションシーンの回数は多くはない。でも、見せ場となると質も量もずいぶん見ごたえのあるアクションシーンを展開してくれるので大満足。
この襲撃の黒幕、彼らの狙いを察し、やっぱり利用されていることに気づいた顧千帆がこれからどうするかというのはこれからの楽しみ。それに恋愛関係だけでなく、こちらの親子関係もこれからどうなるんでしょうね。どうにも母親が毒親じゃなかったのか疑惑がぬぐえない視聴者。
蕭欽言を助けて、重傷を負った顧千帆。それをテキパキ救命措置をする趙盼儿。
ようやく死の淵を脱した顧千帆が趙盼儿を訪ねてくる。その二人の様子を見て、関係を察した宋引章はショックを受ける。彼女も顧千帆にあこがれていたのですが、そこから闇落ちして陰険な反派になる安易な展開のドラマではなく、傷心の彼女は自分に接近してくる沈如琢のところに行ってしまう。
この沈如琢が本当に彼女を愛しているのかどうか、と疑わしく思うのは中の人のせい?でも、やっぱり?
どう見てもものすごく結婚詐欺に騙されそうな宋引章がつらい・・・
孫三娘は教え子たちになめられている杜長風を助けて、思いっきり啖呵を切っています。こちらはこれからでしょうか?
宋引章がいなくなったうえに、氷が手に入らなくなって、茶店の経営が難しくなった趙盼儿と孫三娘は商売を酒楼に切り替えようとします。酒楼を買い取ろうとしたところが、ここで女性は酒楼のオーナーになれないといわれ、再び差別に直面。しかし、さっさとこの酒楼の現オーナーを見限って、次へ進んでいく二人。
もういちいち差別に負けて泣いたり、くじけたりしない強さを見せる場面です。
でも、強くなくても、弱くてもなんでも差別されることのない現実世界を作ることが大事なのは当然。
ドラマの時代背景は真宗期なんだそうですが、どうにも人間関係、権力構成が今一つの見込めない。登場人物が皇帝は真宗なんだとすると、蕭欽言は誰?清流派ってのは?とブツブツ言いながら見ています。まあ、そんなこと気にせずにドラマはドラマとして楽しめばいいんですが、文化方面で宋代が強調されるのでつられてしまってます。