19~26集
真面目に8集刻みでブログ書いてたら、もう大結局まで出てしまった。いや、きっとそうなると思ってたんですけどね~
というわけで、内容の切れ目に関係なく機械的にブツっといきます。いかにも中華ドラマらしくないですかw
今回視聴分のスタートは、張若昀ゲストの「砂漠追凶」、王勁松と余皚磊ゲストの「空葫蘆」には功夫マスターの周小飛まで登場、只今真っ最中の「雲雀啁啾」は蒋毅ゲストとなっていて、相変わらず豪華な顔ぶれ。
ただし、「空葫蘆」に登場する葫蘆先生役の王勁松さんは「琅琊榜」の言侯の王勁松さんとは違う俳優さんです。でも、こちらの方もかっこいいですよ~
しかし、話が進めば進むほど、「これ、狄仁杰?ファン・ヒューリック原作なんだよな?」と問い返し続けるようになっています。もちろん謎解きはあるんですから、その点ではきちんとミステリ。
けど、ミステリ風味よりもっと武侠風味とかサスペンス風味、アクション風味の方が濃いような💦
「砂漠追凶」では逃亡した犯罪者を追いかけて砂漠へと出ていく狄仁杰と喬泰、馬栄の三人が描かれます。このエピソードでは狄仁杰はひたすら法に基づいて犯罪を裁こうとします。そのことが極悪人を甘やかしてる、金持ちにおもねっている狗官と民衆からの非難を浴びることになります。狄仁杰は砂漠の駅丞が少女たちの人身売買に関わっていることを見つけても、法に違反していないと言い抜けられると罪に問うこともできない。さらに鎮西堡まで犯罪者を追いかけていけば、そこでは兵たちを虐待し続けた悪辣な上官が殺害されるという事件に遭遇、その上襲ってきた敵軍と鎮西堡の兵たちは血みどろの戦いとなり、狄仁杰たちも砦を守って奮戦する。
これ、狄仁杰だよね?「上陽賦」とか「九州・海上牧雲記」じゃないよね?
という話に登場して、狄仁杰に付きまとうのが刁小官と名乗る弓の達人です。これが張若昀。この刁小官という名前自体が、思わせぶりですね~
彼は狄仁杰に対してあんたは大官、俺は小官と言ってますが、刁という姓自体が怪しい。というのも刁という姓もあるとはいえ、ずるいとか狡猾とかいう意味を持つ字なんですよね~昔「刁蛮公主」というドラマを見たときに調べた。日本では見たことない字ですね。私が知らないだけかw
話を戻して、この刁小官は狄仁杰を助けもするが、あくまでも法に忠実であろうとする狄仁杰にそれでいいのかと突き付け、正義とは何かと問いかけ、敵対するような場面もある。とにかくかっこいいキャラです。それだけでなく、彼は狄仁杰の生き方を揺さぶる大きいな意味を持つキャラです。刁小官と関わったことで、狄仁杰は考え込む場面が多くなりました。
この刁小官、張若昀でなくちゃと思わせるキャラでした。期待していた甲斐があったので、うれしい。さすがに配信前に「大唐狄仁杰」で画像探すと、一番たくさん出てくるのが張若昀の刁小官だっただけのことはあるとか納得してます。
そして、次の「空葫蘆」では、ずっと狄仁杰の周辺に姿をちらつかせていた黒焔という謎の組織と接触することになります。多くのメンバーがいるのは確実でも、誰がメンバーなのか確定できない。誰もが知っていて、誰もが知らないような存在。
でも、この黒焔、民衆にとっては官より民衆に寄り添ってくれる正義の味方的なところもあり、義賊的なところもあり、でも、狄仁杰=官サイドから見れば犯罪者集団というところ。なんというかロビン・フッドみたいな感じでしょうか?違うのは、主人公の立ち位置です。
このエピソードでは、狄仁杰が黒焔の腕利き十一娘と対決という見せ場がありました。なんと言っても周小飛と周一圍が繰り広げた一騎打ちがすごかった。周一圍、武打星ではないのに、全国チャンピオン相手に大バトルするんだもんね~
これ、狄仁杰だよね?「少林問道」じゃないよね?
とまあ、目をこすりつつ視聴継続してます。残るエピソードは「雲雀啁啾」を含めて二つ。
なお、啁啾というのは鳥のさえずりのことらしいです。
謎の死体が見つかったり、新婚夫婦が互いに殺しあったらしい現場を発見したりと今度のエピソードはグロテスク度が高い事件が続きます。でも、こちらはまあ普通に?事件を捜査していて、前の二つのエピソードよりはミステリっぽいスタートw
それに加えて、狄仁杰の子ども時代のエピソードなんかも入ってきた、曹安との結婚もまじかとなってきたと忙しい。
だんだんと狄仁杰の眉間のしわが深くなってきた今回視聴分。
原作ではこんな感じじゃなかったよね~と記憶をたどっても具体的に出てこないのが哀しい。でも、もっと淡々とした感じだったような?絶対こんなに武侠ドラマだったり、スペクタクル展開だったりはしなかった・・・はず。
で、「大理寺少卿游」はさんで、次回更新は大結局まで行く予定です。でも、もう第2季とか言う声聞こえてきてるんですけどw