江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

81年版書剣恩仇録

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81年版書剣恩仇録を見て、困ってしまった


別に困らなくてもいいだろうと思うのですが、陳家洛を演じた狄龍がとっても有名な武打星だったてことぐらいは知っているわけです。還珠格格3で張鉄林にかわって乾隆帝をしてた人ですよねと、また時系列が逆転している新米江湖迷ですが・・・
かねがね狄龍って人はすごい武芸の持ち主だって聞いていたので、この映画を見て、びっくりして困ってしまった・・・どこがすごいのか・・・
20年以上も前の作品なんで、ワイヤアクションとかの技術がまだまだってこともあるんだろうけど、とにかく動きが遅い。本物の功夫で手を交えているんだから、あんなもんだといわれたら、反論のしようはないんだけど、とにかくよいしょ、よいしょって感じで手を交えていて、なんだか今までなじんできた武侠世界のリズムと違って、すご~~い違和感があったんですねえ。やっぱりオンタイムで見てないと面白さが十分味わえないんだなあと遅れてきた自分を哀れんでいるところです。

で、この書剣恩仇録も原作をカットカットで101分になってた。まず英語のタイトルがEnperor and his brotherってもろネタばれなのにのけぞって、いきなり冒頭部分で乾隆帝漢人って説明をしてしまうのに、のけぞって・・・まあ、みんな話は知ってんだから、これでOKなんでしょう。しかし、ラストシーン。文泰来を助け出した後紅花会一同と別れ、一人で白馬に乗って砂漠へ去っていく陳家洛・・・これにはあっけにとられた。ホチントンもカスリーも出てこないこの映画なのに、何しに戻っていくんだ??