江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

還珠姫

読了


徳間書店から出てた「還珠格格」の日本語訳「還珠姫」(瓊瑤著、阿部敦子訳)を読了。
電視劇なら何度もネットやDVDで見てたんで、本は買ったままの積読・・・まいどのことですが。
日本のテレビでも放送があったってんで、また再販が出るかもしれませんが、「後1冊」にあせって買い込んでたんです。いつもこうなのよね。あせっちゃって、失敗するってパタン。
イメージ 1とはいえ、初めてこの物語に触れる日本人読者にあわせて、ダイジェストバージョンになってるこの本。ダイジェストの仕方がうまいので、あんまり違和感が感じられない。DVDのつぎはぎダイジェストに比べりゃたいしたものです、さすが文字の文化は歴史が長い。
テンポよく、まるで紙芝居のように次々とエピソードが進んでいくんで、ドラマの場面を思い出しつつ、あっという間に読み終わっちゃいました。いくつかエピソードが抜けてたのは仕方ないでしょうね。
ただ、主人公たちの名前に日本語読みで振り仮名がついてたのは、やっぱりうっとおしい。つけるなら、中国語読みにしてほしいなあ。特に、爾康・爾秦兄弟。「あるかん・あるたい」って聞きなれてたのに、日本語だと「じこう・じたい」・・・語感悪すぎ。
それでもまだふりがなついてたのは、各章一回ずつだったから、まあ我慢の範囲。
毎度毎度くっついてると、たまんないけど・・・

ところで、この本、現在「在庫なし」ってことで、AMAZONで7800円になってた。1545円で買ったのよね、思わず利殖を考えちゃいました。あせって、買ってもそんな失敗でもなかったかもしれない・・・でも、売らないよ。