江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

康煕王朝 その2

第16~25集

 康煕は数年かけて、呉三桂らの三藩の乱を平定する。
 次は、台湾と北方だってのが、この10集分の話・・・

 ここにきて、翻訳の粗さが目立ってきた。
 言いたいことはたくさんあるけど・・・二つだけ。

 この場面、康煕が蒙古の王たちを集めてたところ。
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 蒙古と清朝廷との結婚によるつながりを話題にした後
 科白はこう続く
  哪 说不定 朕的血管里还流着蒙古血呢
 さてとこれをなんと日本語にする?

 日本語版のは・・・
  もしかしたら朕の体にも蒙古の血が流れているかも

 おいおい~~
 もしかしたらじゃないだろ。
 康煕帝が満人・漢人・蒙古人の混血だったことぐらい私でも知ってるぞ。
 それにドラマでずっと存在感ど~~んの康煕のおばあさん孝荘太皇太后は蒙古人でしょ。

 日本語字幕あてにしてんだからさあ、もうちょっとなんとかしてくれ~~

 で、こんな訳はどう?
 「朕の血管の中にもやはり蒙古の血が脈々と流れているらしい」
 間違ってたら教えてね、なんせ脳内変換ですからw

 これと康煕が孝荘に「孙儿」と自称するのを「ぼく」と訳してるのに、血管切れかけ。まだ10代の時なら我慢できるけど、もう実年齢当時45歳の陳道明にかわった後の35くらいの皇帝だよ・・・あんまりだ。場面から「ぼく」って字が浮いて空中遊泳してたわw

 その十代の康煕をやってたのが李楠という俳優さん。
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1965年生まれの撮影当時35歳だと聞いて、びっくり。張衛健と同い年か・・・この年生まれの人はベビーフェイスなのかも。
 そういや還珠格格の小卓子
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 とか、南少林寺三十六房の四皇子弘歴こと後の乾隆帝
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とか、やってたのを見てるわけですが、忘れてた。
でも、今度は忘れんぞ~~