インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国

パロディ版？

吹き替え版だった「長江７号」を他の映画館で字幕で見ることにして、鑑賞したんです。
周星馳のパロディ精神満載という「長江七号」これはこれですごく楽しみにしてるんですけど、このインディ・ジョーンズって何？
アクションも遊び心も満載で、おもしろかったんですけど、なんかへん。
どこが、どこって、細かいネタばらしはパスしますけど、これまでルーカスやスピルバーグが作ってきた映画なんかのネタやらいただきやらがいっぱい・・・
前の３部作や「ヤング・インディ・ジョーンズ」のエピソードはもとより「アメリカン・グラフティ」「スターウォーズ　ジェダイの帰還」「Ｅ・Ｔ」・・・ハムナプトラは誰の作品だった？ちょうどジェット・リーが出てる３作目の予告編もあったせいで、余計に思い出してしまった。
どこまでが「話の続き具合」で、どこからが「パロディ」だったのか。疑問。
ルーカスたち自身の「白鳥の歌」だったのか？

とかいいつつ、やっぱり黙ってられなくて、どうしても主張したい文句が３つ。
一つ目：タイトルにもあるクリスタル・スカル。有名なＯパーツなわけですけど、とにかく無垢の水晶なんでしょう。それなのにどうしてもプラスティックの頭蓋骨にアルミ箔を入れたようにしか見えん。軽い！やすっぽい！夜店の屋台とかゲーセンにおいてあるみたい。せめてもうちょっと重みのあるようにはできなかったもんでしょうかね。
二つ目：こまかいことですけど、中国やらエジプトやらの古代の遺物がいっぱいの部屋。画面の左にチラッと映る中国の大きなつぼ。あれはどう見ても、古代の遺物じゃない。詳しいことは知らないけど、明だか清だかの色絵の壷じゃないの。兵馬俑と一緒に並べちゃ具合悪いでしょ。
３つ目：原爆を甘く見すぎ。いくら鉛の冷蔵庫に入ったからって、あれはないでしょ、あれは・・・ううっ、これ以上書くとネタばれか・・・でも、私は主張する、あれは許せん！！