プレ「詠春」
原題は「仏山贊師父 Real Kung Fu」ってなってます。その名の通り、芝居一座の料理人で座長に詠春拳を学んでいる梁贊といういささか調子のよい青年が殺人事件の犯人になれそうになって、仏山に逃げ出し、そこでの経験を積んでりっぱな詠春拳の師父となっていくという話です。
無実の罪を着せられたり、悪人につかまってあわや!となったり、婚約者が別の男と結婚式をあげたり・・・といっぱい危機的状況に陥るのに、次の回にはあっさりと主人公たちは窮地を逃れてる。
あまりの軽さに、あっけに・・・
一応、舞台は清末で、アヘンの密貿易に絡んで、林則徐が出てきたりもするんですが、深く追求ってことはなし。確か趙文卓の黄飛鴻にもこんな話あったような・・・。
全体にコメディタッチというほどでもない、かといって「リアルカンフー」って感じでもないし・・・まあ、当たり障りなく気軽にみられるドラマ20集でした。
もともと、謝霆鋒の「詠春」を見るために、こっちが時系列的に先の話だからとみてたわけです。「詠春」はこれからなんですが、どうもスチルを見る限り、ずいぶん雰囲気違うなあ。先にあわててみなくてもよかったんじゃないかとか思いつつ、次に進むわけです。