映画、といっても全部DVDですけど。
あまりのまとまりのなさに自分でも笑えてくるんですが、ただ一つの共通項は中華な電影ってことだけ。
おもしろかった順に・・・
あまりのまとまりのなさに自分でも笑えてくるんですが、ただ一つの共通項は中華な電影ってことだけ。
おもしろかった順に・・・
男児本色 Invisible Target
(邦題 香港国際警察 インビジブル・ターゲット)陳木勝監督のアクション映画
主演が謝霆鋒、余文楽、房祖名、呉京、江若琳、安志杰
婚約者を爆弾を使った強盗の巻き添えで殺され、死んだような日々を送っている刑事が謝霆鋒、 その強盗団にメンツをつぶされたエリート警部補が余文楽、警官だった兄がその一味にいるらしい人情派交通警官が房祖名、それに爆弾強盗団を率いる戦闘のプロが呉京という組み合わせ。
同じような設定の梁朝偉と金城武の「傷城(傷だらけの男たち)」に比べると、ネバネバ度はどっと低く、ひたすら続くアクション、またアクション!走る、落ちる、ぶつかる、殴る、殴られる、吹っ飛ぶ・・・スピーディなアクションの連続で飽きる暇がなかった。
呉京って、見るからにいい人そうなベビーフェイスですごい冷酷な悪役をするのよね。その落差がなんともいい味。
謝霆鋒はちょうどやせこけてた時期の作品なんだけど、この役には違和感なし。この人、アクションがよほど好きなのか、なんだかうれしそうに飛んだり、殴られたりしてる。
予告編で、出演作の代わりに「ジャッキー・チェンの息子」と書かれちゃった房祖名は、前に見たツィンズ・エフェクトのときの大根ぶりとは違って、なかなかがんばってました。
余文楽ねえ、この人は謝霆鋒と反対にあんまりアクション好きでないような気がする。それにしてもインファナル・アフェアとかで主人公のチンピラ時代をやってたショーン・ユーが「警部補」かいと、時代の流れを感じる今日この頃でした。
で、この映画、おすすめ~~
倩女幽魂 Enchanting Shadow
(邦題 真説チャイニーズゴーストストーリー)1960年のショーブラザーズの映画。古いけど、全然古くなかった。
どういうわけか、70年代の映画なんかに比べてもメイクもナチュラルだし、セットもそんなちゃちじゃない。
張国栄や梁朝偉の三部作、最近の電視劇に、聊斎志異のなかの「小倩」と4つのこの話をみたけど、これが一番まっとうな怪談だった。
ちなみに、後の三つっていうと・・・三部作は、「楽しくておもしろい」映画。最近の電視劇は、コミックの映画版という感じ。画像は今風なんだけど古臭い感じで、ぺけ。
小倩はグリム童話かなんかみたいなファンタジーかなあ。
これも、一回見て損はないと思う。
色|戒 Lust Caution
(邦題 ラスト、コーション 色|戒)去年、大胆なベッドシーンで話題になった李安監督の映画。
主演が梁朝偉、湯唯、王力宏
第2次世界大戦直前の上海と香港を舞台に、汪精衛の偽政府の高官を殺そうとしたアマちゃんの学生たちが、プロのスパイ活動にスカウトされ・・・
その高官が梁朝偉で、彼を色仕掛けで誘い込もうとするのが湯唯演じる女子大生。この二人のベッドシーン、どうのこうのいうほどのもんじゃなかったような気がするけど、どうなのかなあ。日本のDVDだったけど、無修正版だった。最近はそういうもんなんでしょうか。
まあ、暇があれば・・・というところ。