江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

大唐游侠伝 その24

29~30集

 石頭なくせに、優柔不断な鉄摩勒君の本性発揮でしょうか?

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 いきなり睢陽落城の場面からスタートですが、城をめぐる攻防戦というよりは、まるで武芸者同士の対決。負けちゃったあげく「早く逃げろ~」って自分たちの仲間だけで逃げちゃって。残った城兵や住民はどうなったんでしょうねえ。段圭章が息子とその嫁を逃がそうとしたことを「生涯で初めての身勝手」といってるけど、あんたら全員がそうだろ。
 おかげで、歯が抜けた張将軍は精精児に殺されてしまったというのに、彼らの眼中には個人的復讐の方が先にありますねえ。国を守るなんて、やっぱ建前なのよね~~だから、これでいいのか、ふう~~ん。

 羊牧労は、おまぬけ安慶著から譲位の約束をとりつけ、後は後継ぎを確保するだけ。あの手この手で摩勒を攻め立てますが、相手は頑固。絶対認めない。かといって、師父の遺言にも、燕羽の言葉にも賛同しながらも、その通り羊牧労を敵として討てない。板挟みのまま、悶々としてます。
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 結局、空空児としかけた羊牧労暗殺にもう少しのところでためらって失敗。ずっと隠してきた羊牧労は自分の父という秘密を空空児に明かす。激高する空空児、でも、それを燕羽たちには伝えないのよね。いい人だ。

 燕羽をさらわれ、彼女を助けるために鉄崑崙=羊牧労を父と認めることになった摩勒。この件に関しては鉄崑崙の方が純粋に親子の縁を求めてますねえ。
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 ともあれ、後2集分です。なんかバタバタっと話が進んだ感じですが、中華電視劇の伝統にのっとり、次回大結局にはもっと大バタバタが待っていることでしょうw