江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

大唐游侠伝 その25

31~32集

 終わりの2集分というか、第31集と怒涛の大結局。ようまあ同じ43分ばかりにあれだけ詰め込めるもんだと、いつも感心してしまいます。中華電視劇に「均等配分」という概念はなさそうです。
 この2集分だけでも、もうちょっとバランス良く切り分けてもいいような・・・まあ、いつものことです(苦笑)

 まあ、細かい話を追っかけるタイプのドラマではなくて、威勢のよいチャンチャンバラバラを楽しみながら勢いで見ていくドラマですから、細かい矛盾なんかをつついても仕方はないと思います。でもねえ・・・このドラマ、前に合った事件を都合よく忘れ去りすぎる。その割には、しつこく報仇とか恨みとかは言い続けるんですけど・・・

 太師府に燕羽付きの侍女として潜入した芷芬ですが、このみずらヘア、ちょっと新鮮でした。
 しかし、それまでの話に彼女が羊牧労の作った毒を解毒できるほどの医療技術を持ってるなんて、前ふりはなかったよね。父親は点穴の名手だといってたけど。
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 安慶諸はもうまったく皇帝のふりをさせてもらってるだけです。なのに、最後に史思明が彼を殺して云々とナレがはいりましたが、この状態の安慶緒にそれだけの価値が残っていたとも思えんけど。

 わたしの見た限り、完全に死んでた人間を生き返らせたてのは初めてです。
 自分の持てる力のすべてを息子の蘇生に注ぎ込んで自らは中国語的表現で「廃人」になってしまった羊牧労=鉄崑崙。それにしちゃ、摩勒の態度は冷たい。父親の鉄崑崙の墓を建て、死んだことにしてまつる。でも、自分を助けた後、羊牧労が死んでないことは知ってる、でも、どこに行ったかも知らない。挙句の果てに、今度あったらどうするんだ聞かれて「鉄崑崙は死んだ。羊牧労も死んだ。生きてるあれが、誰だか知ったこっちゃない」って言ってません?字幕はちょっと違うように書いてたけど・・・冷たいねえ~~とにかく助けてもらったんでしょうに。
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 予想に反して、最後まで「大活躍」だった精精児・・・絶対生きてるぞ。なんせ崖から落ちたんだから(爆)

 衣装を節約のこの作品、最後の最後で主人公の二人新しいのを作ってもらえたようですが・・・摩勒君のこれって、とても「小爺」向き衣装じゃないよなあ。
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 ラストシーン、あんたら二人の父親の墓参りだけでいいのか?韓戦・芷芬親子のことは、もうスルーですか?
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とにかく、来週からは李亜鵬版「射鵰英雄伝」です。おじさんパラダイス!!
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ある意味、このドラマの象徴みたいな場面です(笑)