１５～１６集

　後半に突入。話も少し入り組んできました。

　皇帝暗殺にやっぱり失敗した王龍谷と精精児。そのせいで、摩勒はエライさんに出世、燕羽はあわや斬首に！

　その燕羽を助けようと、仇同士の王龍谷と鉄摩勒が共同戦線。何やってんだか・・・

　せっかく空空児に協力してもらって助け出した燕羽なのに、いうことは「不倶戴天の仇」救いようのない石頭～～
　それなのに、燕羽の姿を求めて、初めて会った屋敷に忍び込んだりしてる。恋愛べたというか、救いようがないね。

　ぼんやり摩勒が、態度をはっきりさせないせいで、韓芷芬と結婚させようと段夫妻と韓戦の間でさっさと話が決まり、婚礼用の真っ赤な衣装までそろってしまった。それを見て、「お前、なにやってんだ。嫌なら嫌といえば～～」と呆れかえる空空児。

　そりゃそうだよなあ・・・こういう石頭で、優柔不断な男に惚れた女は大変だよ。芷芬も、これでコジンか周芷若かという「いやな二人目の女」の位置にはまってしまったわけだし。ま、あの芷若よりはもっと健気ですがｗ

　けど、どうして明明白白他の女に惚れてる男と結婚したがるのかねえ。まさか、体だけでいいの、心はいらないっていうわけじゃないだろうにねえ。

　潼関では、王龍谷の陰謀にひっかかった楊国忠のせいで哥舒翰老将軍が皇帝に疑われ、見るからに人品下劣な監査役がのりこんでくる。そいつにブチ切れる夏凌霜・・・女侠の方が態度はっきりしてます。
　燕羽だって、あんた私が好きなんでしょ、なんではっきりそう言えないのよと石頭に迫って、石頭たじたじ～～
　江湖の女侠は、こうでなくっちゃ。いじいじしてると、やってけないよｗ