江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

黄暁明版神鵰侠侶 その21

41集 大結局


 今回の放送では、ちゃんと41集になってたね~と、昔のことを蒸す返す性格の悪い奴w
 なんども書いてきたんで、さすがにここまで来ると書くことない~
 
 このドラマだと、楊過と小龍女が郭襄の危機を察知して、絶情谷から突然ワープしてきたように見えちゃいますねえ。
 
 それに、あれだけ蒙古軍をばっさばっさとなぎ倒してた神鵰が「一人」いれば、あっさり勝負がついてようにも思うんですけど~~
 
 ともかく、楊過は郭襄を助け、ついでにモンケ・ハンをモズの早にえにして、襄陽を救い、大円団。
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 原作ではこの後に崋山論剣があって、黄薬師の東邪はそのままに、楊過が西狂、郭靖が北侠、老玩童が中玩童、一灯大師は南帝あらため南僧に位置づけられ、そして、九陽真経が・・・という話が出てきて、「倚天屠龍記」に続くわけなのですが、そこがすっぱりない。
 
 来週からは、いよいよ話題満載の「倚天屠龍記」が始まるわけですが、その部分、余計につながりが悪くなってしまってます。
 
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 このラストで郭襄が楊過と小龍女の末長い幸福を願っています。
 けれど、小龍女と並んだ楊過の姿を見た瞬間に彼女の思いは断ち切られ、ここから楊過の孤独は郭襄にと移っていったんですね。
 襄陽城がこの後蒙古軍の大攻勢に陥落するまで、20数年というところでしょうか。
 その間、郭靖一家は襄陽をひたすら守り、殉死することになるのですが、楊過と小龍女はこの後江湖から姿を消してしまい、もはや一人で蒙古軍をやっつけた「神鵰侠」は伝説と化していったように思います。
 そして、その姿を消した二人を求めて、郭襄は江湖へと・・・
 
 これからのお話は、「倚天屠龍記」ということになります。
 続き具合の気になる向きは、原作の最初の方をお読みください。
 私もうろ覚えで書いてますから、間違ってたら失礼。
 
 いろいろな批判もある「倚天屠龍記」ですが、日本版で見る限り科白のぶれやブルースクリーンにはのたうちまくらなくてもいいはず。まあ、なんといっても張Pです、娯楽作品としては水準を満たしていると思います。
 未見の方、そんなに怖気づかなくても大丈夫ですよ~~
 と、いままでさんざん文句言ってたやつがお薦めしてますw
 てなことで、来週が楽しみですね~~
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