江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

神探狄仁杰第4部(神断狄仁杰) その1

金銀奇案

 
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続いて、第4部~~いっちゃえ、このさい~~
 てなことで、突っ込んでしまいました。「神探狄仁杰第4部」~なんだけど、中華なドラマらしくタイトルが「神断狄仁杰」になってたり、なってなかったり・・・同時期に製作してた狄仁杰前伝との関係でこうなったとかならなかったとか・・・
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 狄仁杰、李元芳、曾泰、王孝杰、武則天あたりはこれまでと同じ顔ぶれ。第2部で狄仁杰の「姪」ということにしてもらった如燕が俳優が第3部に別の役で出てた女優に代わって登場してます。
 これまで、さんざん演員表のネタばれで参ったので、今回は事前調査なしにしました。
で、昨年2010年のこの第4部。きちんきちんと1年おきに製作放送してるなんて、中華ワールドにはめずらしい几帳面さかもw
 
 話は、またしても突厥の強硬派が敦煌の北から神都洛陽に侵入してくるという話から始まります。
この強硬派のリーダーは第1部で現在の可汗に敗れた弟の子どもという設定だったりして、第1部からの続いていることをアピールしてます。けど、この「突厥」ってのが、最初の製作時とは国内状況がかわったせいなのか「突勒」という架空の国名になってました。けど、登場人物の名前はそのままwおおざっぱだねえ。
 
 この潜入部隊には、それを洛陽から手引きをする人間がいて、それはだれだ?という謎ときが一つ。金銀の細工をする役所から盗まれた大量の銀はどこに行ったのか、だれが盗んだのか?という謎ときが一つ。
 皇帝の誕生日を狙って攻撃をしかけようという潜入部隊をどう防ぐか。
 突厥との講和のために、皇帝は可汗のもとに公主を嫁がせようとする。でも、その選ばれたおてんば公主が砂漠の向こうへとやられることを嫌って、屋敷を逃げ出す。大騒動の末、偶然にも、突厥のスパイの話を盗み聴いたり、偶然にもお忍びで調査に出た狄仁杰一行と出会ったり・・・で、この公主をどうやって屋敷に連れ戻すかがもう一つ。
 このエピソードだけで17集ですから、複数の話を同時に進めつつ、力技で関係させていってます。
第4部に入って、格段に衣装と鬘(結髪)はよくなりましたが、音楽は第3部の方がよかった。なにしろ曲数が少ない。だから、おんなじ曲を何回も何回も~第1,2部は3つくらいで使い回してたのが、少し増えたと思ったら、また減っちゃったw
 
 18集からは次のエピソードに一応入りますが、話はずっとつながったまま44集ということになりそうです。
う~~ん、最初からつなげると160集超えるかwこれなら、新版三国も、新版水滸伝も怖くないかも~~
 
 最後にこのドラマ、冒頭に突厥の一団が敦煌の近くの関所を破って周に侵入してくる話で始まるんですが・・・この連中の技が、弯刀をぶんぶん振り回して生きた人間を白骨になるまで肉を剥ぎとっちゃうというスプラッタな技。けっこうおぞましいシーンなはずなんですが・・・笑いこけた。だって、どうしたって思い出すのは「新龍門客䙁」の最強の料理人vs太監甄子丹~~
笑うしかないでしょ??