１～５集　虎兎鼠龍

　新しい中国神話の古装劇、出来立てです。
　釈小龍出てるじゃん～～と野次馬根性で、チョイ見して、はまった。

　次は何見ようとかなんだかんだといってて、いつも、こんな私です。

　見てみりゃ、この電視劇、黄帝と蚩尤が天下を争って、大戦争をしていたという神代のお話。

　黄帝、一度は蚩尤を捉え、世界に平和をもたらした。しかし、魑魅の力を借りて、復活した蚩尤は異形のものに変身、魔性の者たちを率いて、再び黄帝に迫る。
　黄帝危しと見た神農は、十二生肖を集め、彼らの力で蚩尤を倒そうと画策する。

　この十二生肖というのは、日本で言う十二支なんですね。中国の言い伝えでは、黄帝が十二支を定めたとされていますから、それをベースにした電視劇です。

　で、このドラマ、何がおもしろかったというと、まずはキャスト。
　下にあげたように、「浙版西遊記」と「封神榜」を足したようなメンバー。しかも、「浙版西遊記」にいたっては、唐僧と三人の弟子勢揃い。「封神榜」からは、姜子牙に相変わらず首を振ってる申公豹、２の方のヒロイン二人・・・それがまた、おんなじような役をやってるんで、おちゃらけてるというか、なんというかｗ

　話そのものが、「封神榜」と似たようなつくりで、まあよくある「旅の仲間」を集めて、ラスボスに向かって行くというストーリ展開になりそうです。

　「浙版西遊記」のスタッフが製作しているので、ＣＧはいやというほど使ってます。「封神榜」から並べるとずいぶん上手になりました。それでもまだ、合成したところが見え見えだったり、縮尺がおかしかったりしてますが、この勢いで上達していけば、そのうちにはそんなこともなくなるでしょうと期待。

　十二支のうちまず登場したのは｢虎」の郭品超。なんか恥ずかしそうに原始人スタイルで、老虎に育てられた野人をやってます。兎は、「満城尽帯黄金甲」で医者の娘で太子の恋人をやってた李曼、今回はバスト持ち上げなしです、念のため。
　ＴＶＢの「西遊記」で、張衛健の後に孫悟空をやった陳浩民は今回は新しい孫悟空に猿をゆずって、鼠。
　釈小龍は「龍」なんですが、最初に出てきたら、幼龍で子役がやってました。名前が小魚児～～ｗ
　そのうち、大人になると釈小龍に変わるんでしょうが、スーパースター子役だった釈小龍くんにも「子役」がつくようになったんだと、なんか感慨に浸ってしまいましたわ～

演員表≪迷子による注釈つき≫

　　郭品超　　飾　　虎(星虎)・・・・・・・于皓＠斗鱼とか台湾ドラマ