浙版西遊記　１～５集

　連休に見れるだけ見ちゃお～と視聴開始。

　なんだか張紀中版の露払いみたいになっちゃった感がありますが、これはこれでそれなりにしっかり作りこんではあるようです。
　なにしろ、こんなのが作られてるなんて知らないもんで、張紀中版とごっちゃになっちゃってさんざん混乱してしまった西遊記です。
　張紀中版が日本で出るとすると、こっちは出してくれないんだろうから、遠慮なく記事にしちゃおっと。

　演員表は、前にもアップしましたが、ほんとだろうか～と見てて思う人も何人か。

　とにかく石から生まれた孫悟空が、仙人の修行したり、仲間のサルたちを率いて大暴れしたりして、困った玉帝たち天上のお偉いさんたちが彼を懐柔しようと弼馬温にしたが、それでも悟空は大暴れ・・・ついには、天上から大軍団でサルたちの住む花果山に攻めてきて・・・というお話は日本の子どもたちにもおなじみ。
　でも、この話、原型に近いほど玉帝たちの身勝手さ、差別意識、役に立たなさが鼻につくのよねえ。
　悟空にしてみれば、どうせサルだからとバカにされてるわけだから、怒っておばれてもあたりまえだ。

　日本ではこの初めのあたりはけっこうすっとばされることもあるけど、そうしないと玉帝たちの方が悪く見えちゃうからじゃないかね？それをぬかすといたずらばかりする悟空が釈迦にとっつかまえられて、お仕置きに５００年間も岩山に潰されてしまいました・・・という単純な筋書きになるから。それだとかえってまだ納得しやすかったりするけど。

　これだけ、天帝サイドがひどいことしてるように見せておいて、悟空に反省させるってのは、ストーリ展開難しいだろねえｗ