江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

最近見た映画たち 十月囲城・海洋天堂・超級台風・機器侠

 この夏から秋にかけて、私にしてはけっこう映画館に通った。「コクリコ坂から」「ハリーポッター」最終回なんてのも見た。
 
 しかし、ま、中華系電影だけ・・・にしても、整合性はない

十月囲城

 やっぱりおもしろかった。
中文版のDVDで見て以来、映画館で見たいととっても楽しみにしてたんです。
中身については、そのときに言いたいことはみんな書いたんで、今回は省略。
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でも、この映画の邦題「孫文の義士団」ってのには、大いに文句がある。
中華系映画に、へんな邦題つけるのは残念ながら珍しいことじゃない。もとの題名はいったいなんだったかってのもあるし、ネタばれしてるのもあるし、他の言語の映画でもそうなんだろうか?
 
 で、孫文の義士団。
なんとかしてほしかった・・・原題か英語タイトルでいいじゃないか、すっきりしてて
 
 この続きにあたる辛亥革命前後をあつかったドラマや映画が今年は次々に発表されています。
2011年・・・辛亥革命から100年です。
 この次、見に行く予定の成龍・胡歌の「辛亥革命」が「1911」の邦題で日本公開されるのは、まだましなんでしょうかねえ。で、周潤発・?俐・渡辺謙の「諜海風雲」が「シャンハイ」ですか?原題も、邦題も目にすることの多い人間には、迷惑なw
 

海洋天堂

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 見に行くかどうか、けっこう迷った。
映画の内容には興味があったんだけど、何しろ公開決定までに、スパムメールもどきを送りつけたりした一連の動きがとにかく気に入らなくて、そんな連中を喜ばせるのがいやでDVD待ちしようかとも思った。
「ひいきの引き倒し」ってのは、こういうことをいうんです。いくら自分がいいと思うからといって、やりたい放題ルール破りでもなんでもしまくるのは許されない。
 
 で、それが不愉快だった迷子的には、DVDでもいいやになってたんだけど、いつもお世話になってる映画館の館長さんに「次は海洋天堂ね」と声をかけられて、行く気になった。なにしろ、ほとんど中華系映画の時にしか現れないやつなんで・・・十月囲城の次は、同日公開してた海洋天堂w
 
 功夫明星の李连杰がアクション抜きで・・・とかが話題になってましたが、それより自閉症の青年とその父親、そして彼らをとりまく人たちが淡々と丁寧にふつうに描かれていたことに感動しました。
自閉症の人たちを扱ったものの中には、不必要に美化してあったり、とても納得しがたいもののありましたが、そういう意味ではこれは身近に感じられました。
特に、青年が、父の死後どうやって暮らしていくか、彼の自立が描かれていたことにも好感が持てました。
 
 導演  薛暁路
 演員 王心誠    李蓮杰
王大福    文章
玲玲     桂綸镁
柴嫂     朱媛媛
唐総     董勇
大福妈妈  高圓圓
塔劉校長  厳敏裘
譚所長  咏梅

 

超強台風

 
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 これはDVD。
あんまり台風が来るんで、厄払いに・・・
こんな市長さんがいてくれたら、台風も避けて行ってくれるんじゃないかと思わせるような無茶苦茶な馬力がありました。
特撮の出来?脚本の整合性?
そんなこと、どうでもいいです~~
 
 導演 馮小寧
 演員 市長 巫剛
博士 宋暁英

機器侠(カンフーサイボーグ)

 
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 邦題をつけるならこの程度にしてほしい。
 予想してたより、ずっとおもしろかった。
初めのころに公開された画像を見てると胡軍がせんべーさんで、孫儷があられちゃんかと思ってた(爆)
 どっちかというと仮面ライダーターミネーターやらI,Robotやらトランスファーマーやらなんやらかんやら・・・最後の締めくくりに人魚姫?
 
 サイボーグ同士の空を飛んだり、エネルギー波?で攻撃しあったりって、アクションがどうしても武侠映画の立ち回りに見えてしまった。呉京と胡軍のせいでしょうかw
 
 コメディなんで、くわしいストーリは書きませんが、パロディいっぱい、CGもめずらしくきれい、アクションもいい。お疲れなときにぴったりな映画でした。
 
 導演 劉鎮偉
 演員 周素梅    孫儷    
     K1      方力申
徐大春    胡軍  
周素清    甘薇  
江柏文    鄭中基
K88     呉京   
林祥     曾志偉    
英明     羅家英