23~33集 おしまいっと
天下統一を成し遂げた秦王贏政は、皇帝を名乗るようになり、内政に独裁者としてエネルギーを注ぐようになった。
23集からは、皇帝と封建制度を復活させようとする勢力との間に立った李斯が二つの上奏文を書く話で、大秦直道ではドラマがスタートしたあたりのエピソードでした。
23集からは、皇帝と封建制度を復活させようとする勢力との間に立った李斯が二つの上奏文を書く話で、大秦直道ではドラマがスタートしたあたりのエピソードでした。
それから、公主を重臣のところに嫁がせたり、李斯の娘阿然を扶蘇の妻にさせたりという話が続くわけです。扶蘇は父親の李斯が嫌いで、阿然を新婚の夜から放りっぱなしにする・・・「奥様、先に寝てろと長公子がおっしゃっていました」なんて科白、まんま大秦直道にありました。
ただ、こっちの扶蘇は浮気なしかと思ってたら、ちゃんと淳于越の娘が登場。扶蘇がほれてしまった。もっとも、焚書坑儒の後では、この娘もう出てこないので、浮気話にはなりきってません。
ただ、こんなにおんなじエピソードが続くと、後からできたらしい大秦直道がぱくったのかとも思いましたが、どうもそうじゃない。
てのは、この秦始皇は2001年に完成したものの2007年までオクラ入りになってたそうなんで、2004年にできて今オクラ入りになってる大秦直道がぱくれないんですよねえ。とすると、どっかにこの元ネタあるんでしょうか?浮気はともかく淳于越の娘と限定されてるのが不思議。
道を作るかどうかで大騒ぎしてた大秦直道と違って、このドラマではあっさりと道も阿房宮も驪陵も徐福の大船団も工事着手が決定。
そのために駆り出されて苦しむ庶民のエピソードや父親に反対する扶蘇の話なんかに、孟姜女の話もちゃんと取り混ぜつつ、大結局へ。
そのために駆り出されて苦しむ庶民のエピソードや父親に反対する扶蘇の話なんかに、孟姜女の話もちゃんと取り混ぜつつ、大結局へ。
見始めたきっかけがもう出会い頭の交通事故みたいなもんなんですが、なかなか面白かったです。
どんどん悪辣な独裁者として人民を苦しめる始皇帝になんとか「いいところ」を残そうと、反対派の粛清や大量殺人、民衆を犠牲にした大土木工事もすべて「平和をもたらす」ためという言い訳を用意。その上に、幼馴染でただ一人始皇帝が心を許した人物として黎姜を配置、物語の「良心」を担当させていますが、彼女にだけ寛容な独裁者なんてのは、どんな微笑ましいエピソードを並べても、かえってわがまま度が高く見えるだけでした。
ということで、今度こそ見るぞ、大宋提刑官!!
最後に職員&演員表
出品人 李培森
制作人 靳雨生
監制 趙化勇
導演 閻建鋼
編劇 張天民
出品人 李培森
制作人 靳雨生
監制 趙化勇
導演 閻建鋼
編劇 張天民