江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

秦始皇 その1

1~12集

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 大幇会で「今、何見てんの?」と聞かれて、答えに詰まったわ。
 こんなはずじゃなかったのに、まさかの張豊毅版秦始皇。邦題は「始皇帝烈伝ファーストエンペラー」だそうで、相変わらずドキュンなネーミング。よって、原題でいきます。
 
 いや、なんで、今これなのかと聞かれても…たまたま「侠骨丹心」返しに行ったら、そこにあったというかなんというかwいつもこれだもんなあ。新水滸伝とかなんとか言ってたのはどうなったんだろうなあ?
 
 ちょっと前の電視劇ですが、けっこうおもしろいです。
 のちの始皇帝政の少年時代からスタート。
 呂不韋が実は自分の息子を秦王の王子として、朝廷に入り込ませようと画策したり、華陽夫人たちがそれを阻止しようと画策したりという話。
 
 陰険な朝廷ものという雰囲気もむんむんしていますが、何しろ33集であれもこれも全部やって一代記を描くようなので、話はポンポン進んでいきます。大秦直道のまったり展開に比べるとポンポコポ~~ンてな感じです。
 
 ただなあ、少年政があっという間に死んだ父親の後をついで王になったのが13才。
 その7年後から張豊毅に交代ですが、いくらなんでも20才の役は~~(´▽`*)アハハ
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 政略結婚で迎えた趙の公主敏代のおしとやかで儚げな様子に心を動かされ、その公主の侍女として現れた幼馴染で本当は妻にしたかった黎姜には未練たっぷり、政の弟をけしかけて反乱を起こさせた楚出身の華陽夫人が招いた楚の公主阿若を顔も見ずに縁談を断ったが後で「美人だ・・・まずった」と後悔。と、彼をとりまく美女三人。
 
 それに彼にはとりあえず「祖母」にあたる権力欲ばりばりの華陽夫人。呂不韋との間に政を生んだものの、その後ご無沙汰で、「宦官」嫪毐に入れあげ子どもまで生んでしまった母趙姫と年長組も元気です。
それにして、大のほうとはいえ宋佳が張豊毅の母后ってのは違和感いっぱい・・・
 
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 12集まで来て、政は弟成僑の反乱を潰し、呂不韋からの独立を図ろうとしているところです。
 配役を見ると、老玩童周伯通の趙亮が趙高をやっているのが目を引きます。
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ほかの俳優さんはけっこう有名な人もあっちこっちの中華電視劇とかではよく見かける人もいますが、日本で知られている作品となると今ひとつなのが残念です。