江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

秦始皇 その2

13~22集

 嫪毐に反乱を起こさせ、それを平定するところから、荊軻の暗殺失敗、天下統一まで一気に進んだ10集分。やっぱりテンポが速い。
 
 敏代公主は反乱のさなかに扶蘇を産み落とし、子どもを助けるために命を落とす。
 その扶蘇の「叔母」として王子の養育にあたることになった黎姜は、度重なる王からの求婚を断り続ける。ちょうど康煕王朝のスマラグみたいな位置にいるわけです。
 美貌を見込まれ、敏代のあと、王妃となった阿若は胡亥を産むが、故郷の楚国を滅ぼされ、傷心のあまり秦から去ろうとして死ぬ。
 という女性関係の展開の間に、韓を手始めに次々と六国を滅ぼし、呂不韋や前世代は消えていく。
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 荊軻始皇帝暗殺未遂というとドラマの山場のような気がしますが、結構あっさり過ぎていきました。
 それでもちゃんと易水の別れは必須アイテムらしく、しっかり登場。
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 秦が統一して22集ということは、このあたりがイケイケどんどんのクライマックスで、このあとは陰惨な話と朝廷の権力闘争が続くわけですか・・・大秦直道とダブるわけですか。
 まあ、テンポがいいから、なんとかこの勢いで見てしまおう。