江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

孔子春秋 その1

1~10集

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主人公の孔子をする新人俳優が珍しい名前だったとしか印象になかったドラマですが、WOWOWで放送が始まったんで、何気に見ています

とりあえず、番宣によれば「孔子を聖人ではなく、等身大の人間として描いたドラマ」だそうです。
孔子の中の人朱剛日尭、白族の人だそうですが、あちらでも珍しい名前らしく、百度百科でもそこがずいぶん強調されてました。
朱が姓で剛日尭が名前ってことでいいんでしょうか。

前回の項羽と劉邦(楚漢伝奇)では、吹き替え版しか放送しなかったんで、苦情があったんでしょうか。今度は中文セリフが副音声で入ってます。私的には、字幕ないと、あんまり意味ないんですがw
もっともオンデマンドの方では、字幕版も配信してるんで、そっち見てます。

歴史的な背景についても、儒教についても、きちんとした知識も何も持ち合わせていませんので、パッと見た印象だけですが・・・
春秋時代を舞台にしたドラマというのは、いくつも見ましたが、そうとうに「キタナイ」
リアルといえばリアルなんでしょうが、どっかの国の大河ドラマなら速攻で苦情が来るかもしれません。

主人公が新人で少年から死ぬまでの長期間を演じるというのは聞いていたんですが、思った以上におじさんたちが充実してました。
魯の襄公が倪大红、孔子の父孔叔が王学折、季札が孫淳、あの劉立偉@柯鎮悪も出てきたし、おまけで李東学まで孔子の弟子で出てくるみたいです。

孔子没後に子貢を中心とする弟子たちが孔子の生涯や言葉を後世に残そうと竹簡を削り、せっせと書き込んでいるという場面がナレーション代わりに挿入され、ドラマは展開。
孔子の父と母がいかにして出会い、彼が生まれたかという話から始まり、当時の魯国で悪名の高い楊虎、少正卯が幼馴染だったという設定で、孔子20歳のあたりまで来ています。

聖人じゃない孔子だといっても、結局は彼一人が生真面目な道徳的人物に描かれていることには変わりはありません。

全38集なので、まあそれほど構えなくてもクリアできそうです。
楚漢伝奇の80集は長かった・・・