5~8集
この放送分では、たいして大事件は起こらず、キャストのキャラを見せていくのが中心。けっこう深刻っぽい話も入り、主役の冷血と無情がむっつりしている割にはドラマは軽めのタッチで進みました。え~そうだったの~という意外な展開というのが今一つなかった代わりに、安定してみていられる感じでした。
話のメインは、安世耿の命で神候府に潜入した九尾狐の動きと楚离陌と冷血の秘密でしょうか。
九尾狐は狼族王子を見つけ、その血を手に入れたら、死を目前にしている夫@韓棟の命を救う薬を安世耿に作ってもらえるというので必死。
皇帝の嫁候補なのに逃亡した楚映雪は、四大名捕の協力で名前を楚离陌と変え、神候府のメイドとして働いている。彼女の友だちに化けた九尾狐の事情に同情し、冷血の血を手に入れる協力をするようになる。
でも、閉じ込められてる本当の友人はどうなったんだ?
冷血こそが、この狼族の王子で、滅ぼされた一族の恨みを晴らすことを願っている。
満月が来ると、狼人間に替わってしまって・・・というのは、古剣奇譚でも白髪魔女でもなんでも何度もあった設定です。
彼が狼族王子と知って、さらに何か企んでいる安世耿、早く彼の血を手に入れないと夫が死んでしまうと焦る九尾狐。
そこにもう一人、楚离陌の母親がかつて諸葛正我の師妹で読心術ができたことが発覚、彼女は秘密裏に諸葛正我に指導を受けることになる。狼人になった冷血を正気に戻せるのは読心術のできる人間だけという前振りがあって、彼女は冷血のところに住み込まされる。それとは知らずひたすら迷惑がる冷血と楚离陌。
今回の四大名捕は冷血と彼との付き合いが長く狼族のことも知っている無情の生真面目二人組と追命、鉄手の調子のいい二人組に分かれています。
その鉄手に突然結婚を迫ってかかわってくる凌依依@呉映洁が登場。まんまと鉄手の友達に収まりました。
今回はちょっとアクション不足でしたが、病弱書生の韓棟とかキャラで楽しめました。
冷血には、神候府の同僚姫瑶花、紫夢公主に楚离陌、無情には死んだ恋人がいたようで、追命だけはまだ相手役が出てきてません。
九本のしっぽ全開の九尾狐vs無情、冷血の場面、CGのしっぽが心配でしたが、思ったよりきれいに動いていました。ほんと動物でなきゃけっこううまいのよなあ。
安世耿が九尾狐と密会するのが高い塔の一番上なんですが、毎回律儀にそこで待ってる安世耿に九尾狐が寄っていくというパタン。一度や二度ならともかくも、何度も「うまく行きませんでした」「夫を助けられないぞ~」が続くと、もうコメディっぽくなってしまってます。安世耿@何晨銘のキャラのせいもありますが・・・教訓、繰り返すのも大概にw