伏虎蔵龍:青冥宝剣、我是路人甲

なぜこの二本がひとまとめなんだ？と自分でも思う。

ま、タイミングです。

伏虎蔵龍:青冥宝剣

　周潤発、楊紫琼、章子怡、張晨の映画の直接の続編。キャラはつながっていても、両方に出てるのは俞秀蓮の楊紫琼だけで、甄子丹が李慕白＠周潤発に替わって、彼女の婚約者だったという設定で出てきました。

　この二人のビッグネームを別にすると、後は新人中心かなあ。私的にはあんまり目を引くキャラがいなかった。

　話は続いてはいるけど、前作とはまったく雰囲気が違う。乱暴に言ってしまえば、今度のはマカロニウエスタンの雰囲気。アクションはたっぷりで悪くないんですが、ドニーなのになぜか何か見ててあんまり楽しくないのはなんでだろうか？

　話そのものにあんまり魅力がなかったと言っちゃえば、言いすぎですかねえ。

　監督が李安から袁和平に変わったら、得意分野が違うわけなんでアクション中心になってしまったんでしょうけど、続編にしなかったらもっと楽しめたかもしれない。それなら、前とのつながりで比べたりしない。

　セリフが英語、字幕は日本語、でも頭に流れるのは中国語という言葉の問題も大きかった。甄子丹が初めて英語の武侠映画を撮るというのも、ウリだったみたいですが、見てるほうにしたら迷惑。二つならまだましかと思って、大陸版見たら、今度は英語のセリフに中国語の字幕で、ますます混乱。中国語セリフに英語字幕もかなわんけど、こっちはもっとかなわんかった。中文版もあるみたいなんで、それが見たかったわ・・・

甄子丹飾孟思昭

楊紫琼飾俞秀蓮

岑勇康飾魏方

劉承羽飾雪瓶

制作人龙比意、阮查理、哈维·韦恩斯坦、Ralph Winter 、John Levin

導演　　　　袁和平

編劇　　　　　约翰·福斯克、王度庐

我是路人甲