江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

山海経之赤影伝説 その2

13~24集

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 話がせこせことしか動かない。スケールの大きな展開が来ないのよなあ。

 基本、朱雀の一行が残りの星宿探す話がメインで一人一人を仲間にするまでの話を続けて、あと一人。「ポケモン、ゲットだぜ!」的な展開ですわ。

 その間に、赤羽と蘇茉はお互いに告白して、盛り上がったところで、物語は暗転という流れ。

 百里寒に操られる東霊国は、赤羽の父を殺して、手下が成り代わりって青丘国を乗っ取り、上官錦の国に宣戦布告。
 彼に操られて青龍玄女の芙児はどんどんブラック化、邪悪な術を見につけ、蘇茉への恨みも募らせている。

 この芙児の中の人は、后宮:甄嬛伝で浣璧やってた人で、恨みがましい目線が横から甄嬛と果郡王を見ている時以上にパワーアップしてる。

 ということは、私的には、とっても苦手なパタンで話が進み続けてるんですよねえ。

 捉えられた蘇茉を助けに青丘国に侵入した赤羽は、予言通り父親を殺したと思い、酷薄な別人格が出てきた模様。その結果、ひたすら蘇茉ラブだったのが、芙児に・・・という方向の話がたやすく予想され、うっとうしい。
 于正モノくらいのトンデモ展開もなくて、なんかなあ。

 ともかく、どのへんが山海経で、どの辺が赤影伝説なのか・・・半分以上過ぎたわけですが、いまいち不明。

 芙児を百里寒の魔の手から逃がそうとして、全く相手にされない青龍七宿の一人が尹千觴高偉光なんですが、かつての恋人にそっくりなので、芙児を助けたいとか言いつつ、決定的に百里寒とは対決もせずにずるずるしてたり、主人公の赤羽自身も、うじうじしてる場面が多くて、なんか湿っぽいドラマ展開。

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 そこに呉磊の石佩佩とかがコミカルな場面を持ち込んだり、戦闘場面もあったりするんですが、それで全体のイメージを払拭できるまでにはいかない。
 ネバネバ横恋慕ドラマとか大嫌いな私の嗜好は別にしても、どう見てもトンデモ展開の続く武神趙子龍に及ばない感じです。戦闘場面もCGも負けてるしなあ。始まる前は、こっちの方に期待してたんですけど、外したかなあ。