江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

青雲志 その7

43~46集

イメージ 1
 やっと青雲山に戻って、話も大きく動き出して、中だるみ脱出した模様。
 
 青雲山に帰れば、魔教と結託してるのなんのと大問題になるから、引き留めようとする書書たちだが、未来の死を見てしまった小凡は碧遥を遠ざけるためにも戻ることを決意。
 雪琪と二人、青雲山に向かう。青雲山では、東海流坡山に神獣夔牛を復活させようと魔教が集結しているので、これに対抗しようと青雲派、天音寺、焚香谷の正派が共にこれにあたろうということになり、小凡と雪琪もこれに合流する。魔教の方でも、鬼王宗の青龍使、幽姫、鬼医らの他、合歓派の妙公子こと金瓶児や万毒教の毒公子こと秦無炎なんかも集まって、決戦ムードが高まっている。
 
 小凡を脱出させようとする碧遥とか、小凡を捕らえて玄火鏨を取り戻そうとする焚香谷とか、いろいろなことが起こりますが、最後は魔教vs正派が戦う中、あと少しで復活しようとした夔牛を小凡が誰も考えていなかった力を発揮して、これを封じ込める。
 
 彼の使う技には、青雲派ではない天音寺の技大梵班若や誰にもわからないものがあり、青雲山に戻ったら、いったいあの力はどこから来たんだ?と、掌門以下から責められる。
 
 ここで、第1集の伏線回収なんですね。
 最初に小凡を助け、死ぬ前に彼に秘伝と噬血珠を与えたのが天音寺の普智だった。ドラマじゃはっきり言ってなかったですが、弟子入りさせたときに、大梵班若の口伝を伝え、人に見られないように毎晩密かに練功するよう言言い残してます。
 
 相変わらず、玄火鏨を取り戻そうとやりたい放題の焚香谷の一同、青雲派の者に自派の大梵班若を盗まれたと怒る天音寺派、魔教と結託している者は許さないという掌門たち、邪魔をされて立腹している鬼王、碧遥の婿に立候補した秦無炎と敵だらけの小凡を、以前と変わらず温かく迎える大竹峰の師父や師兄たち。
 
 でも、もう以前には帰れないんですよね~
 師父たちも及ばないような力を持った小凡、魔教の鬼王からも「娘婿」だと言われて、事実碧遥との間の感情は否定できない正邪のキーパーソンになってしまった小凡・・・どう考えても本人の思う以上に正邪の狭間に立ってしまっています。これからが彼の正念場なはず。
 以前のように、師父たちのために料理を腕を振るっても、そんな平和な日々が帰って来ないことはみな承知している。でも、昔通りにふるまおうとする大竹峰ってほんといい人ぞろい。
 
 で、あと9集。多分2週間分。
 
 くどいようですが、私は黒小凡が見たいんで、さっさと闇落ちしてください。
 といっても、この話、どっちが闇なのかは曖昧模糊としてます。
 
 それにしても、キャラの見分けがつきにくい
毒公子と青龍使とか・・・顔のどっち側に髪の毛垂れてるかで見分けるとかwみんな雰囲気似すぎ。
 
 
イメージ 2
イメージ 3