江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

幻城 その6

43~50集

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 RPGで言ったら、ラスボスの待つ最後のダンジョンに入っていったというパート。

 予想通り、次々と退場していきますわ。ナレ死じゃないけど・・・
 その代わりと言っちゃなんだが、兄にすべての力をゆだねて死んだ櫻空釋が噬神剣の剣霊となって復活。すべての記憶もなくしているのはともかく、性格まですっかり変わってしまって、王元芳@少年狄仁杰が方蘭生@古剣奇譚になっちゃった。しかも手乗りサイズになってた。中の人、もう30歳なんですけどね~かわいいw

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 渊祭の待ち構える幻雪神山に到着したものの、中に進むことはできない卡索たち一行。
 その番人として現れたのは卡索の祖母だった。
 彼女との戦いに勝って、ようやく前に進むことができた卡索たちを次々と渊祭の部下たちが襲ってくる。

 まずは東方護法、それから南、北、西と4人の護法を倒した一行だが、星軌、熊王、片風が命を落とし、残ったのは月神、潮涯、皇柝と妹に代わって戻ってきた星旧の4人。それに、父親の命で隠蓮を横取りしようと密かについてきている艶炟。もう一人、卡索の持つ噬神剣の剣霊となった櫻空釋が時々姿を現してます。
 西方護法の意外な正体なんてのもありますが、自主規制。てっきり梨落だと思ったんだが・・・違ったわ。

 これに対する渊祭の方には、東西南北の護法のほかにも、イケメンの手下なんかも現れてます。
 うざい櫻空釋の母親蓮姫が息子の仇を討たせろと要求していますが、こういうねばっこいキャラ嫌い・・・
 でも、彼女にいい顔している渊祭は、隠蓮を使って自分の完全復活を狙っていて、そうなったら冰族も火族もない、神は自分一人だ。櫻空釋も復活させる必要はないと言ってる。渊祭は隠蓮を開花させるために卡索たちの元気を必要としているわけ。
 これを聞いた艶炟が卡索たちにこれ以上進むなと警告するが、隠蓮を使って自分のために命を落とした李落や櫻空釋たちを復活させようと考えてる卡索は幻雪神山の奥へと進んでいく・・・

 この8集分ではなんといっても、手乗りサイズになって戻ってきた櫻空釋。彼の復活を喜ぶ卡索たちですが、一番喜んだのは艶炟公主でしょう。櫻空釋には散々冷たくあしらわれてたけど、このかわいい剣霊はちゃんと遊び相手になってくれるので、もうデレデレw

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 同時進行で見てる青雲志では正邪の境目があいまいですが、こちらの幻城でも火族・冰族だけだと単純に悪い側といい側みたいになるところに、冰火族というわかりやすい名前の第3の神が現れたために正邪があいまいになってきています。
 
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 それともうひとつこのドラマでは、正邪よりも生死の境目があいまい。尋夢族という夢を操る星旧、星軌の兄妹なんかもいるので、死んだ人間ともコンタクト出来たりするし、李落のように死んだか死んでないかあいまいだったり、死んだと思ったら実は闇落ちしてて死んでなかったとか、剣霊になって復活したとか・・・それでも、死んだきりなものもいるのは物語の都合上でしょうw
 この世界では、冰族、火族、冰火族は神で、何百年も何千年も生きるので、そこでも時系列が歪むせいもあります。

 さて、後12集のはずの幻城ですが、こんな中途半端なところでもうラスボスの近くまでやってきちゃいましたが、どうするんだ?まだブラック櫻空釋、出てないし・・・ま、思いがけず小さいのでたから、とりあえず良しとするかw