23集版の14~23集
見終わりました!やる気になりゃ一週間でこれだけ見られるんだwそれなのにもう2年めに入ってるのに、ちっとも進まない芈月伝って・・・
中国史にはまったくの素人だし、大急ぎで見たんで余計に勘違いもしてると思うんで、あらすじ紹介はパスします。というより、急いでいるんで、手抜きです。
それでも芈月伝が始まる前に、多少は情報仕入れてたのは役には立ちました。
恵文王をそれぞれに怒らせた芈八子と嬴禝が燕に人質に出される話、後宮の女たちの嫉妬合戦の挙句ではなく、政治的判断という設定。
こちらはおじさんたちの権力闘争に焦点があるんで、後宮モノ嫌い人間としては助かります。おじさんたちのいやらしいのは我慢できるw
秦を中心に、魏、斉、燕等の国が戦争や交渉を繰り返すために、張儀たちはあっちの国からこっちの国と行き来を繰り返しています。随分遠いはずなんですが、「行ってきます」「ただいま~」というくらい距離感がない。国への帰属意識は強いようで、あっさり就職先を変えていくなど、けっこうフレキシブルなのが縦横家なんですね。
話の重さの割には、人と人との出会いが軽い。「ねえさん、僕です、弟の魏冉!」とかたまたま立ち寄った山中の店で隠遁した公孫衍と張儀が出会うとか・・・まあ偶然が続いただけでしょうw
それぞれの国の利益のために国や人をコマに全知全霊を傾けて舌先三寸を武器に勢力争いを繰り広げてきても、最後は切り捨てられてしまったという末路。
高校の世界史なんかで習った合従連衡の話も、こうやってドラマで見ると単語としてではなく人間のなしたこととして感じられますな~
その権力争いの中で野生児だった芈八子が、政治的能力を伸ばしていく成長物語でもあります。息子の方は、いまいち成長できてませんがw
もう一人の義蕖王との間の息子芈琰が、陳暁なんです。于正ドラマ以前のあか抜けない感じが、どういうわけか尋秦記の林峯@嬴政を思い出させます。
この芈琰、51集でも23集でもけっこうばらばらと出番があったのに、43集版ではほとんど出番なしになってました。
恵文王が死に、後を継いだ筋肉自慢嬴蕩も治世四年で鼎を持ち上げて死んでしまい、秦王の地位は芈八子の息子嬴禝のものとなる。
その即位には嬴氏の親戚が反対、嬴蕩の母親太后も彼らに利用されて右往左往。権力を持っているのに、自分で決断できなくて、結局周りに迷惑、自分の首も絞める人間というのは一番嫌いなキャラですが、このドラマではこういうのが主役でなくて助かる。
最後の2集ぶんあたりはバタバタっと話が進み、芈琰の思わぬ行動で嬴禝母子を殺害しようとした太后の計画は失敗、王の座をわがものにしようとした嬴壮たち親族の陰謀を退けた嬴禝が秦王として即位。それを母芈八子が支えていきますというところでお終い。
最後の宮殿での嬴壮一味抹殺、その血を拭ってすぐに何も知らされていない嬴禝が同じ場所で即位する場面はなかなか見せ場でした。
さあ!これで崛起見られる!!
演員表
富大龍 飾 嬴驷
喻恩泰 飾 張儀
寧静 飾 芈八子
傅淼 飾 魏纾
赫子铭 飾 嬴蕩
劉钊宏 飾 嬴稷
周波 飾 樗里疾
荆浩 飾 嬴華
張振華 飾 魏冉
孫霆 飾 白起
周征波 飾 司馬錯
趙毅 飾 魏章
孫強 飾 甘茂
高海成 飾 趙弋
楊紫嫣 飾 蘇萱
羅天佑 飾 蘇萱伙计
戦鶴文 飾 項紋
任正彬 飾 漪蔚
彭志東 飾 嬴虔
劉輝 飾 赢壮
李立群 飾 魏罃
姚橹 飾 公孫衍
陳昊 飾 義渠駭
陳暁 飾 芈琰
職員表
導演 丁黒
編劇 張建偉
撮影 張超英