29~52集
終わった~~
後半になって、主人公サイドが企むようになったので、途中で投げ出さずに済みました。
この下、ネタバレしてますが、詳しいドラマの展開は省いてあります。てか、めんどくさいw
端折ってしまえば、この話はヒロインの母親が母親代わりに育てていた7歳年下の暗夜羅から「おねえちゃん、大きくなったら結婚して」と言われて、子どもだと思って適当に返事してたら、その子どもが成長して本気で結婚迫ってきたというのから始まる因縁話。でもお姉さんには恋人がいて子どもまでできて・・・という恋愛ものにはありそうな設定なんですが、その子が超絶武芸を持ってたのと、とんでもなくしつこい性格だったために、一つ下の世代になって武林も朝廷も一般人もまきこんでの大騒動になってしまったというお話なんですね。
だから、当事者の子どもの烈如歌や戦楓だけでなく、玉自寒たちも親世代の因縁に巻き込まれた被害者。銀雪はその親世代の一人なわけです。彼が長命でいつまでも若いし、暗夜羅もとても親世代には見えないのでややこしくなっています。
登場人物も多くて、侍女や堂主たちにもそれぞれのエピソードがあるので、話が散らかった感は否定できません。それに銀雪含めて、「正義」サイドにあんまり強い人がいない。そのために「必殺技」繰り出して敵と対決する!というような場面が少ない。大勢での戦闘シーンはそこそこありますが、特筆できる程でもなく、チャンバラ好きには不完全燃焼気味・・・
幻仙ドラマのくくりになるんでしょうが、「死んだ」銀雪が雪のように風に吹かれて消滅する、とか籠って練功100年とかいうあたりにしか幻仙味なかったです。
追い詰められていた烈如歌や玉自寒が、それぞれの立場を利用して暗夜羅をひっかけ、最後に彼を倒す・・・どちらかというと陰謀ドラマっぽい展開でした。
で、これで終わると思ってたw
この後まだだらだらと2集も続いたのには驚きました。
暗夜羅を倒す代償として体の自由を失った玉自寒、またしても「死んだ」銀雪、烈火山庄の庄主を戦楓に譲って泣き暮らす烈如歌・・・という個人レベルの悲劇を片づけるエピソードが2集。こんなに延々としなくてもいいのにと思う人間は恋愛ドラマ観賞には向きません。
結局、ドラマ開始時点での話は本筋でもないこの部分につながってました。100年とか言ってたのに、ほんの2,3年w 如歌泣かすためだけの設定だな・・・
しかし、烈如歌も2回も「死んだ」けど実は生きてて、知らせても来ない人物のどこがいいんでしょうなあ。
ともかく、主人公サイド生き残りのみなさんは、それなりに恋愛成就させたようですが、気の毒な玉自寒。
まあ、そんなにおもしろくないわけじゃないんですが、恋愛ドラマ要素が強すぎて好みからは外れている。ただ、後半、主人公たちが暗夜羅対策に陰謀をめぐらせ出すと見違えたようにおもしろくなりました。
主要な配役に三生三世十里桃花のドラマ版と重なっている人が多いのと、年齢と役柄が相当に錯綜しているのにはちょっとまいりました。この年齢の混乱というのもドラマのポイントの一つでもあるんですが、ややこしいです。
このドラマで一番気に入ったのは、玉自寒は皇帝の7番目の皇子で静渕王なのですが、烈火山庄では「玉公子」「玉師兄」などと呼ばれ本人も「我~」と言っているけれど、いったん山庄を離れると「王爺」となって、自称も「本王」なところ。こういう江湖と朝廷の区別がきっちりできてるのは好ましかったです。ま、当然といえば当然ですけどw
演員 角色 配音 三生三世配役
周渝民 飾 銀雪 陳浩
迪麗熱巴 飾 烈如歌 喬詩語 白鳳九
張彬彬 飾 戦楓 恵龍 离鏡
劉芮麟 飾 玉自寒 蘇尚卿 子闌
龚蓓苾 飾 暗夜絶 邱秋
頼 艺 飾 暗夜羅 馬語非 叠風
代 斯 飾 刀冽香 唐小喜 胭脂
張 赫 飾 雷驚鴻 楊天翔 令羽
龍政璇 飾 鳳凰 張喆
亓 航 飾 刀無暇 武文
何 索 飾 有琴泓 凌振赫
樊驿寧 飾 裔浪 陳家恒
馬徳丫 飾 薫衣 阎萌萌
袁雨萱 飾 蝶衣 毛毛頭
金泊含 飾 莹衣 徐佳琦
万美汐 飾 花大娘 張艾
肖栄生 飾 烈明鏡 湯水雨
邵峰 飾 皇帝 趙岭
陳燁林 飾 姫驚雷 銭文青
顔敬杰 飾 玄璜 張赫
孫暁倫 飾 黄琮 陳倩
李東恒 飾 鐘离無泪 魏超
葛施敏 飾 碧儿 雪萌
職員
出品人 楊偉東、曾嘉、王建軍、廉洁、張語芯
制作人 高琛
監 制 趙若尭
原 著 明暁溪
導 演 梁勝権、李偉基
編 劇 墨宝非宝
芸術指導 張叔平
美術設計 陳浩忠
動作指導 杜修斌
造型設計 蘇志勇
服装設計 茹美琪