江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

三国機密之潜龍在渕 その6

31~36集

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 舞台は官渡からまた許都にと戻ってきました。でも、今度の許都には曹操がいる!緊張感が一段と高まった今週分。
 
 とりわけ劉平と曹操、劉平と郭嘉・・・と一対一での対決シーンが多く、馬天宇の力量が試された感じです。やはり、このドラマ、彼にとっての「琅琊榜」になりそうな気がします。
 
 蜚先生の毒を飲まされて倒れた唐瑛、毒を吐きかけられて倒れた郭嘉
 劉平は唐瑛を助けるために、自分が郭嘉を助け、郭嘉に唐瑛の解毒をさせることを曹操と取引する。そして、少帝の皇后であった唐瑛は死んだことにすると約束させる。
 
 この取引で二人とも助かるけれど、袁紹なんかよりはるかに恐ろしい敵曹操を助けてしまった劉平に司馬懿カンカン。頬っぺた張り飛ばしてます。司馬懿の前では不安な顔も見せるのですが、そろそろ二人の考え方の違いが相容れないようになりつつありますね。
 まあなにかと微妙なこの二人の関係。
 
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 とにかく唐瑛を連れて司馬家に戻った司馬懿、許都で新しい宮殿に収まった劉平と伏寿。砂上の楼閣にいるようなもんですが、とりあえずの幸せを享受しています。
 
 しかし、曹操は満寵からの司馬懿と皇帝に関する報告を見ただけで「楊平はどこにいる」と郭嘉に迫っています。
 
 司馬懿と司馬家が漢室をバックアップして、自分の中原制覇を邪魔していると考えた曹操は司馬家を攻撃させます。その手先になる楊修。司馬懿献帝や多くの人物が軍師同盟と違うキャラで登場するなか、この楊修のキャラだけは大差ないです。
 
 司馬家を守るために、曹操の北伐に微服でついていく、それで曹操が許都に不在の間に「皇帝」が反曹操の企みをすると言う不安はなくなるだろうと曹操と談判する劉平。実際、劉平は袁紹のもとから取り込んだ書生たちや崔琰を使って、自分のネットワークを広げているわけです。
 
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 もう司馬家、司馬懿と皇帝の関係がただならないということは丸見え。
 
 それで司馬家は滅亡を逃れるが、結局司馬懿曹操の命で許都へ、唐瑛も弘農王妃として連れ帰られる。
 
 なんとしても曹操のもとに出仕したくない司馬懿は、楊修に刺されてそのせいで足が動かなくなったという芝居をしてます。軍師聯盟では荷車に足を砕かせていましたが、こちらでは楊修が荷車替わりw
 
 本当に司馬懿の足が動かないのか確かめようとする郭嘉と楊修。そして、郭嘉から出てきたこのセリフ。
 
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 司馬懿と皇帝の間のBLを疑っていますが、本編でこれを言うとは思わなかったw
 
 伏寿と二人、曹操の軍に同行している劉平。彼の動向を目にしている曹操はに2年見ないうちに皇帝が変わったことに疑問をもっている。
 
 そして、とうとう「楊公子」を知る人物が現れる。ドラマスタート時点での楊平が命を助けた男が曹操の兵となっていたんですな。だから殺せと言ったという司馬懿の怒鳴り声が聞こえるようです。
 
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 この兵を早速ゲットした郭嘉、「楊公子」をばらされたくなければ、皇后伏寿を廃して曹操の娘を皇后にするように迫る。
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 一歩遅れて、この兵を郭嘉に持っていかれた曹丕、彼は伏寿に何があってもあなたを守るとわざわざ言いに来る。
 この曹丕も、自分を殺そうとした王越に弟子入りして武術を磨いています。彼は、父親の寵愛を求めるのではなく天下を治める人間になると頭を切り替え、ブラック化。そのために謀士として司馬懿を獲得しようとしています。
 顔が近いw
 
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 劉平と伏寿、司馬懿と唐瑛の関係にも暗雲がかかり、郭嘉には十日待ってやるから正体をばらされるか、皇后を廃するか決めろと迫られ、一段と緊張感が高まったところで来週に続く!
 
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 おもしろかった!