江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

烈火如歌 その2

14~28集

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 なんだか見ようというテンションが上がらないままに、ぼちぼちとここまでやってきました。その間に52集大結局まで配信終了。三国機密や遠大前程がおもしろくて、反動で余計にテンション低下。
 
 武打シーンが少ないというのもその原因なんですが、要は主人公が今一つ活躍しない。このドラマは完全に如歌中心に回っているんで、彼女の状況次第でドラマ全体の雰囲気が決まってしまう。そして、延々とテンションの上がらない展開が続く・・・
 
 主人公が主体的に動いていかないドラマって苦手なんですよね。
 
 今のところ、まずは暗夜羅と対決した銀雪が「死ぬ」
 でも、実は生きてて、功力を回復させるために縹緲派の山洞に100年は籠ることになった。
 
 烈火山庄の主でヒロインの父親明鏡が、義子の裔浪に殺害され、その罪は雷驚鴻に押し付けられる。この裔浪の裏には暗夜羅の陰謀があって、戦楓は親の仇は明鏡と言われて、ぐずぐすしたがっている。
 
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 父の後を継いで庄主になった如歌だが、配下は戦楓の方がいいと思っているし、そのように仕向けられている。
 
 そして、玉自寒は倭寇との戦いに行くことになったが、ここにも暗夜羅の指示を受けた三皇子の罠があった。もう駄目だというときに、100年は籠っていなければならないはずの銀雪がひそかに助けるが、そのためにさらにダメージが大きくなる。
 
 銀雪の師父として如歌たちの前に現れているが、いつ身バレするのか?
 
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 とにかく、戦楓は暗夜羅に追い詰められいやいや動き、如歌の周囲では父や姉妹同然の侍女が殺され、味方は排除され、雷驚鴻や玉自寒たちは身内の裏切りや悪意に追い詰められている息苦しい状況がずっと継続。本人が知ってる、知らないに関わらず「実は・・・」というのもまだまだ出てきそうだし、その度に「板挟み」人物が増えて、息苦しさが増すんですよね。そのくらいなら、あっさり裏切ってしまえよな~
 
 28集まで来て、ようやくヒロインが自ら父親殺しの犯人探しに乗り出したところ。
 
 雷驚鴻は暗夜絶に乗っ取られかけてた霹靂門を取り返して、やっと一つ鬱展開から抜け出てくれました。
 
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 20年ほど前に烈火山庄が暗夜宮を倒したというのが背景にあって、失地回復を狙う暗夜宮の陰謀がヒロインたちを襲っているのは理解できるんですが、年齢的に誰と誰が同輩で、誰が年長なのかが分かりにくい。まあ、見ている方のモチベーションが低いんで、名前をしっかり覚えてないというのもあるんですが・・・
 
 しかし、この先、まだまだ欝な展開が続く見込みなんで、どこまで頑張れるか自信がない。そういうわけでここで一区切りメモっておきます。
 
 こういう欝な展開が続くときに、気分を切り替える場面をさらっと入れてくる琅琊榜とか三国機密なんかの脚本が好ましい。決して、お笑い場面入れろというんじゃないんですよね。息を抜くところも、緊張感持って画面を見つめるところにバランス良く配置してほしいと思うのです。