25~46集
ホームドラマ部分に耐えつつ、クリア。大嫂と喬家の別棟借りてる阿三の浮気話がしつこくなってきたあたりで何度か投げ出しそうになった。
それでも、やっぱり生きていた儷文の夫張暁光はやっぱり裏切っていたとか、核物理学者の礼杰がその研究と頭脳を国民党政府からも共産党政府からもアメリカからも狙われるとか、喬智才が命を狙われるとかという話がメインになってきたので、最後まで見終わりました。
陳坤の智才と礼杰の双子の一人二役は眼鏡と髪の毛で区別つけつつ、だんだん礼杰が感情を表すようになってきて兄弟の儷文をめぐる感情のもつれとか兄弟愛とかを一人で交互に演じて分けていました。けど、撮影技術的にはくどいようですが白夜追凶の方が上ですね。後姿と顔の見える姿を交互に繋いでいるだけでは、もはや満足できないし。ごく一部、礼杰を智才が背負ってる場面なんかがありましたが、けちけちせずにそういうがんばってる場面をもっといれてほしかった。
で、一人二役なので、二人が入れ替わるストーリ展開もお約束でした。
最初から「偶然」で話が進み、さすがに終わりの方になると少しはましになりました。でも、よく考えると、儷文はもともと共産党幹部の夫張暁光が死んだと思って上海に戻ってきた設定ですが、彼女が「偶然」智才と知り合わず、その智才の弟が「偶然」各方面注目の核物理学者礼杰でなければ、暁光が儷文の前に姿を再び姿を現すこともなかったわけで、やっぱり偶然の上に偶然を積み重ねてできたストーリ展開ですね。
コミカルなホームドラマならそれもいいかもしれませんが、シリアスな諜報劇としてはもうちょっと「偶然」に頼らない脚本の組み立てを期待したかったところです。
予想外だったのは費儷娜の恋人巫雲甫がそのまま消えてしまったことです。絶対生きてると思ったのに。
礼杰になり替わって台湾に連れていかれた智才が家族を思って、飛ばした紙飛行機が夕焼けの海に消えていくシーンで劇終。う~~ん、めっちゃスイートw
ここから別の話がはじまりそうでもあるんですが、今のところ最近流行のスピンオフとかはなさそうです。
革命期の家庭生活と政治をめぐる動きを絡めるというドラマ運びは十月囲城でも偽装者でもあったのですが、このドラマはそのバランスがホームドラマの方に重点があったということです。それが好ましいかどうかは見るもの次第。
さて、これで古剣奇譚2見る余裕ができたと思ったら、今日から天下長安始まるんですよね。おもしろければ、当分、この二つに鎮魂と熱血書院がメイン?猟毒人とかはちょっと後回し。扶搖とか白蛇伝説はさらに後回しになりそうです。
演 員 角 色
陳 坤 飾 喬智才
陳 坤 飾 喬礼杰
万 茜 飾 黄儷文
王耀慶 飾 張暁光
蔡文静 飾 費儷娜
張暁晨 飾 巫雲甫
趙文瑄 飾 喬墨耕
廖 凡 飾 郭旭輝
王景春 飾 叶如風
海一天 飾 姜科長
尹鋳勝 飾 毛六爷
曹艶艶 飾 林雲裳
熊睿玲 飾 沈家宜
張経偉 飾 楚科長
朱剛日尭 飾 唐平英
金 豊 飾 曹月容
俞 瞳 飾 喬義英
職員
出品人 龚宇、張崇志、李国棟、唐郗汝、劉思思、王建軍、高韵斐、李春良、陶昆、周泳、王智強、白雅静、趙欣、王自力、張晔
制作人 唐郗汝、宗偉、張鵬
監 制 汪啓楠、王珏、陳雨人、王暁晖、白鋼、朱礼慶、任剣偉、葛旭峰、娟子、趙欣
導 演 林珂
編 劇 汪啓楠、王瓊
動作指導 李暁強
造型設計 艾聞