江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

来る日も来る日も・・・その3

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書剣情侠柳三変 クリア

暗い思いとっつきの悪かった「書剣情侠 柳三変」も第10集くらいになってやっと話がわかってきたのと、話が大きく動き出して、面白くなってきて・・・また、はまってしまった。で、一気に41集まで見てしまった。といっても、この作品1集について正味30分くらいしかない。
メインストーリは、宋のはじめ、宋に滅ばされた唐の復国をたくらむ南唐の遺臣たちの話、太子と皇帝の弟の権力闘争、西夏の宋侵略、これに柳三変と美女たちの恋物語が絡むわけです。まあ、一つひとつでもドラマはできるくらいもりだくさん。
それだけ、いろんな林志穎が見られて、それはそれでよかった。
はじめの方は、絶代の小魚児みたいに。虫虫とのからみはコミカルで、楽しく、せまられる。楚楚とのからみは、冬ソナ風に耐えて、すれ違って、苦しい恋人たち。秀香との場面では、ひたすら甘い恋人たち。戦闘シーンでは、めずらしく切りまくり、なぐりまくる(で、怪我したのよね)政治がらみの時には、理想と現実のはざ間に苦しむ青年・・・ともかく、一つひとつの場面がくっきり分かれている感じ。ま、何をやっても柳三変のいい男ぶりがこれでもかってくらい押し寄せてきて、ぐふふ、よかったわ。
でも、このドラマって天龍八部の段譽の次なのよね。林志穎の人気を当て込んで作った?大姐の思い込みかもしれないけど、どうも絶代やら天龍やらのかげがちらちらする。撮影地が同じってだけじゃないと思うけど・・・柳三変が自分は誰なのかって悩むとか、楚楚と異母兄妹と知って荒れまくるとか・・・秀香との桃花が咲く隠れ家での生活は海辺の村の小魚児。ただ、アクションシーンだけは、段違いに力強かった。CG系じゃなくてカンフー系。だから怪我したのよね。坊さんの集団の練武とか、重くて速い。どこの撮影で怪我したのかはっきりわからなかったけど、後半の相当部分はスタントさん。しなくていい覆面をしたり、夜のシーンにしたり、逆光にしたりして、ごまかしてた。でも、松葉杖をついてり、車椅子に乗ったりしてまで、撮影を続けたなんて・・・苦労のあとを見させていただきました。

でも、なんで吹き替えするの・・・変な習慣。