1~11集
11集までの感想をざっくりと。
なぜ配信済みの12集でないかというと、全44集のちょうど4分の1ということです。これ、毎週10集ずつ出てくる計算なので大体週1回記事にできればいいかな~という目算。とらぬ狸にならないといいですけどw
ところで、何版というべきでしょうか?
小魚児の配役から「梁朝偉版」「林志頴版」「張衛健版」とかになってるパタンが多いようなので、「陳哲遠版」?
昨年にうちに出るかと期待していましたが、いろいろあってようやく出てきました。作ってた時期なら2018年版、配信開始なら2020年版とまたややこしいことに・・・ま、とりあえず2020年版ということでw
それにしても、ジミリンのからもう21年か・・・機会を逃さずに画像を貼っておこうw
このドラマ化は、楊旭文版の「射鵰英雄伝」と同じく郭靖宇のプロデュースなので、原作に相当準拠しているものという期待がありました。
実際始まった作品を見ると、ドラマ化、映画化では、削減されることの多かったヒロインズがきっちり揃って出てきてるようですし、十二星相のような人数の多い反派キャラも省かれずに出てきているようです。
話も、小魚児と花無缺の出生時からきちんと順を追って描かれています。張衛健版のトンデモ展開はなさそうですね。あれはあれでおもしろかったけどw
いまさら、ストーリを順に紹介するのはスルーさせていただきますが、全44集で、今日までで12集配信。結構テンポよく話は進んでいます。長大な原作をキャラを省かずに進めると今度は話が分からなくなるんじゃないかとか気になることもあります。でも、滑り出しは好調といっていいかと感じてます。
個人的に一番参ったのは、出てくる女性キャラが全部今はやりの「瓜子脸」っていうことでしょうか?去年の「倚天屠龍記」でもたいがい区別つかなくて困ったんですが、今度はあれ以上で・・・参った。
その分、陳哲遠の小魚児と胡一天の花無缺はしっかり見分けがついて助かるw
でも、この二人、双子w
もう、この絶代双驕の双子は似てないのがお約束になってしまってるのかもしれない。張衛健と謝霆鋒なんて年齢差もすごかったしw
小魚児サイド優先で話が進み、そこに花無缺の話が絡んできて、二人が出会い、花無缺が育てられた移花宮の邀月宮主から「殺せ」と命じられた相手が小魚児だと気づくまでで11集。
ここまでで蘇桜を除くヒロインズはほぼそろった?でも、確かまだまだいますね。
この後、反派の江琴改め江別鶴、江玉郎父子が出てくると本格的に話が動き出すはず・・・
陳哲遠の小魚児は、悪人谷で「とんでもない悪い奴にしてやろう」と十大悪人たちに育てられ、かわいい顔してすることがめちゃくちゃ。それで育ての親たちが耐えられなくなって、悪人谷を追い出されてきたのですが、やることが無軌道で常識外れでもそれなりに正義感がある。
一方の花無缺は、気がついたら恨み骨髄の父親江楓にそっくりに育った彼を邀月がとっとと双子の兄弟殺しに追い出したのですが、小魚児を探しつつあちこちのもめごとに首を突っ込む。なんか世話焼きの近所のおじさんみたいです・・・
陳哲遠は、つい最近「唐人街探案」ドラマ版で見たばかりですが、以前に「蜀山戦紀2踏火行歌」でも古装劇でアクションシーンも見ていました。だから、不安はなかったんですが、胡一天はどうもバラエティでしか見たことがなくて、これがドラマ初めて。
ところで、このドラマ、アクションシーンがないわけではないのに、なんか記憶に残らないんですよね。不思議です。淡泊なのでしょうか?
まあ、古龍の武侠では、決闘シーンの描写もひと言、二言で決着つくので、そこも原作準拠?でも、なんか食い足りない気分・・・
どちらかというと武侠ドラマというより、若手起用したアイドルドラマの題材が武侠ものだったという感じを受けるんです。おもしろく作ってくれたらそれでもいいんですけどw