江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

少年游之一寸相思 その2

13~18集

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 今週分。
 気が付いたらまた見たいものがいっぱいでせっせとメモっとかないと混ざってしまいそうです。

 特にこの「少年游之一寸相思」と「民国奇人伝」が予想もしないことに同じような展開をし出して、迷子さん困惑。
 両方とも、何かを探すとか謎解きとかのために仲間たちの過去やら一族やらに関係する土地を次々訪ねていく展開になっちゃってる上に、配信がきっちり週前半と週後半に分かれているんで、なんというかきれいに交代に見られるんです。まったく時代背景や設定なんかは違うドラマなんですが、見てるとなんか話がつながってしまいそうで・・・何ということでしょw

 民国奇人伝はともかくとして・・・展開に触れてますので、いつものように画像以下立ち入りご用心でw

 

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 試剣大会はやはり正陽宮のうさん臭げな掌門たちの企みが裏にありました。師父蘇璇のために優勝して鶴尾白を手に入れようとした蘇雲落は結局正体を明かさざるを得ないことになり、それをかばった左卿辞も人質として正陽宮に囚われる。

 蘇雲落は試合に出ることは認められるが、当然掌門たちはこれを機会に彼女とその師父蘇璇を抹殺するつもり。蘇雲落は鬼道士から元の姿に戻った孫斯弱から武功と武術を譲られる。
 この武芸によって勝負には勝ち、鶴尾白も手に入れるが、重傷を負い、渡された鶴尾白には罠がありそうです。負けた殷長歌はショックで正陽宮から家出。

 まあ、しかし制覇の掌門世代のうさん臭いこと、汚いな~さすがなこと。このあたり、間違いなく武侠ワールドです。

 殷長歌は朱厭と共に、彼の故郷血翼神教のある西南に向かいます。

 この血翼神教は邪派の一族で、朱厭は実は教主の私生児だが、それを嫌がっている。

 すっかりカップル成立の左卿辞と蘇雲落は無耳寨を経て、師父を助けるために必要な錫蘭星葉を求めて、血翼神教に向かいます。

 無耳寨では蘇雲落の体は治癒するが、さらに錫蘭星葉の情報が欲しければ、左卿辞を殺せと無茶ぶりされ、テストだったとはいえ二人の関係が揺らいでいます。

 

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 そこに 父と妹を捕らえたから、言うことを聞けと皇帝より力のある威寧侯が左卿辞に強要。さらに現皇帝孝明帝も左卿辞に自分のために働けと迫ってきます。

 左卿辞は、靖安侯の息子厳植で、十年前に当時の皇帝哀帝の身代わりとされ、すぐに助けに来ると言った父親は哀帝を連れて逃げた後戻ってこなかった。捕らわれている間に毒に侵された彼は母の手で助け出され、方外谷で治療を受けた。そこで過去を捨て、以後左卿辞として郎中=医者となっていたのです。

 このときに靖安侯が連れて逃げた哀帝を見つけ出せというのが現皇帝からのミッション、ところが靖安侯が哀帝を預けた相手というのが、蘇雲落の師父で正陽宮の現掌門からは裏切り者として追われています。

 哀帝が生きていると現皇帝にも威寧侯にも都合が悪い、蘇璇が生きていると正陽宮の今の掌門たちにも他の連中にも都合が悪いというわけです。

 さあ、こうなると、正派の方が悪どいという武侠ドラマあるある展開確定。

 左卿辞=厳植という身バレがあったのですが、さらに実はこいつが哀帝ではないかとかいう疑惑も持ちつつ、来週分につづくですw

 血翼神教に錫蘭星葉があるというので、左卿辞たちもみんな血翼神教に集まってきました。

 ここでは、血翼神教の一族を奴隷化にしている赤魃というのがいて、朱厭の姉の聖女阿蘭朵を助け、彼をやっつけて、一族を解放しようというプロジェクトが始まりました。

 武林の争い、朝廷での権力争い、さらには皇帝の座を巡る争いに、各地での事件やら、過去の事件も絡んで実ににぎやか。登場人物も多いし、うっかりすると誰が誰だかわからなくなりかねない危険を感じるw

 なので、さっさとブログアップ。

 陳曼青と文思淵の話とか、過去の話、1エピソードだけの登場人物の恋バナとか話も盛りだくさんなんですが、設定がおもしろいし、しつこくもないんで、余計なことを~とか嘆かずに見ています。

 で、思うのはやっぱりドラマには内容や配役と同じくらいテンポが大事だよね~でも、テンポがいいだけでは見る気になれないよな~ということ。今見てる中にもうすぐ見続ける根気をなくしそうなのが二つあって、一つはテンポが悪く、もうひとつはテンポしか見てる理由がなかったことに今日気づいたのですw

 

 中華サイトでは「琅琊榜と比べるって?態度がでかい~」というような話も見かけますが、まあ主人公がもふもふ着てたり、武功のない病身だったりという点しか共通点はない。これはこれでおもしろいし、無理に比べなくてもいいのに、これも琅琊榜の人気を利用した宣伝でしょうかねw