9~15集
本気全開で見てます。全部で23集なんで、もうここで3分の2くらい来ちゃってるのです。一気に最後までとも思ったのですが、もったいないので一休み。
このところストーリを紹介するのをどうしようかな~と迷ってたんですが、目いっぱいやらかしますので、この画像下は立ち入りご用心。
ドラマの中の時間は2年~3年が経過していきます。
なんとか村の人々に現金収入の道を開こうと陳金山が自分の師父凌一農を福健から招き、彼の指導でキノコの栽培が始まります。
双孢菇というのは、日本ではマッシュルームとかシャンピニオンと呼ばれているきのこでいいんでしょうか?
食べたことはもちろん見たこともないこのキノコは儲かると言われても、じゃあやります!となるわけもない農民たち。だいたいそのための設備を作るための費用もないと、誰も見向きしません。
貧しさから脱するためには、お金がいる、でもその金がないという何とも言いがたい状況は、自分たちだけの力でなんともならないものです。自助なんて、簡単に言うべきものじゃない。
ドラマでは、行方不明になった尕娃を探して新疆まで行っていた得福の弟得宝が炭鉱で事故に遭い、怪我をして戻ってきます。彼はその補償金として手にした大金を元手に、最初に双孢菇栽培に取り組みます。
彼が大金を手にしている様子を見て、我も我もと双孢菇栽培を始める村人たち。任期を終えた陳金山は村が豊かになる兆しを見て去っていく。
しかし、この小さな村の成功が新聞で報道されたことでどっと双孢菇を育て始め、結果として双孢菇の価格が急激落してしまいます。
そんな状況なのに、村の成功を自分のために利用しようと麻副県長がやってきます。村の現状を何一つ見ない彼は、とてもそんな状況にはないという得福を半ば脅し半ば誘惑して、無理やり村を会場にしてキノコ栽培を推進する大会を開かせます。
どんどんキノコは育ってくる、でもキノコは売れないと憤る村人たちとの間で悩んだ得福は、最後に幹部たちの前で村の現状を訴え、キノコを売るために助けが必要だと直訴します。
これが成功して、楊県長から、販売の手立てを考えるのは幹部の仕事、そのためのチームを立ち上げるという言葉を得ることができます。まるで狄仁杰とか水戸黄門とか見てるように、闫妮の楊県長がスカッと「悪代官」を「切り捨てる」のがかっこいいです。
再び村に業者が買い付けにやってくるようになりますが、価格は以前とは比較にならない低価格。そこへ販路を開拓に言っていた凌教授がもっと高価格での取引をまとめて戻ってきます。しかし、後払いなので、とにかく現金が欲しい農民たちは低価格でせっかくのキノコを売ってしまいます。
栽培を始めたころとは全く別の形でキノコ争奪戦が起こっています。
福建に行った白麦苗たちは言葉のわからない中、最初は結構ちんたら仕事をしてましたが、たちまち標準を満たさなければならないという現実に直面。必死で勉強してなんとか合格、そのうち福健での仕事にも生活にもなじんでいきます。
工場での火事での頑張りを評価された白麦苗は、出稼ぎにきた女性工員たちの代表として寧夏に戻ってきます。
すっかり垢ぬけて、別人のようになった彼女。
彼女をずっと好きな得宝に加えて、彼女に好意を持ってるらしい工場の青年も出てきましたが、もう一人彼女を代表として選んだ丁世俊という青年が登場。初めての普通語を話すキャラです。
これが白宇なんです。この人髭があるとないとで10歳くらい違って見える。髭なしだと彼と肖戦が一歳違いというのが納得できるw
このドラマの方言使用については高い評価がある一方で、あれは○○の言葉じゃないぞ~という非難もたくさん出てるようです。
わかるw
私も地元を舞台にしたドラマで俳優さんたちがしゃべってる地元方言に頭かきむしって、テレビにケリ入れたくなったからw
そんなもんですよね~
演員的には、「琅琊榜」高譚の譚希和、穆青の張暁謙が出てきました。
実はこの白麦苗の黄尭と丁世俊の白宇は、「沈黙的真相」で共演してるんです。教えてもらってなかったら気が付かなかった。同じ俳優二人なのに、全く違って見える。すごいもんです。
ということで、もう残り8集。明日には見終わってしまいそうです。楽しい時間は早く過ぎます。貧困問題を取り上げたドラマを「楽しい」と見せるのは、スタッフの腕ですね。