7~12集
少し短めなんですが、公式が12月7日まで=12集までという区切りで人物関係図出してきてるんで、それに合わせてみました。次は14日までなので、20集で区切りでしょうか?あくまでも皮算用ですがw
そういうふうに人物関係図を更新するのがよくわかるドラマの展開です。最初に見せた顔が次々と変わっていく。味方と思えば敵というのはもう当たり前、人間関係は入り乱れ、家臣と思えば上司、とりあえず目の前の敵を倒したと思ったらその次、またその次と「とりあえずボス」的なのが登場してきます。
ここまでで百里弘毅は父親殺しの首謀者を見つけ出すことに成功、高秉烛は5年前の敵に迫ります。つかず離れずで協力し合う二人、結構いいチームになってきました。
このドラマで特に私が注目したのは最下層の被差別民たちが閉じ込められている不良井という場所です。一応は洛陽に住みながら、洛陽の街に出ていくことが許されない檻の中のような場所。不良人をしていた高秉烛はこのじめじめした暗い場所から外界へと弟分たちを連れだします。そこで太子暗殺事件に巻き込まれ、連れて出た7人の弟分たちはすべて殺されてしまう。この時から彼は不良井の人々の恨みの対象となり、顔見せできない存在となってしまいます。こうして一人7人の仇を探し続けてきた高秉烛。
百里弘毅は不承不承の婚儀の最中に父親が殺され、その妻となった柳然のおじ巽山公がその犯人だと知ります。その反面で空気も同然だった柳然の存在にも目が向くようになってきています。
彼は推理力は極めて高く、どんどん謎を解いていきますが、武功はない。
アクションシーンの多いこのドラマ、助けられるのは王一博演じる百里弘毅で、助けるのは黄軒の高秉烛や武功抜群の武思月@宋茜ということになります。もちろん百里弘毅もそれなりに戦うのですが、彼は技術者なのでそっち方面の知識を生かして、ものをぶつけたり、落としたりといろいろやってます。マクガイバーみたいで、今度は何をするかというのも楽しみ。
といって、高秉烛はアクション担当というわけでもなく、彼は彼で皇帝直属の秘密機関聯坊を率いる仮面の人物が聖人の孫東川王だと見抜くなどこちらの能力も高く、各方面から目を注目される存在となってきています。
アクション担当の武思月は高秉烛の背景を知り、彼を信じ、バックアップするようになります。
彼らの捜査で浮かび上がってきたのはまずは銅の横流し、贋金作り、そして不良井で行われていた非合法な兵器製造とどんどん話が大ごとになり、12集終わりまでには聖人暗殺計画とそれを企む春秋道という組織の存在が見えてきます。
今回視聴分で特に注目したのがこの三人。それぞれ主役より気になる脇役ってとこでしょうか?
東川王の劉端端、百里弘毅の侍衛申非の李俊賢(李燊)、高秉烛の昔の部下で不良人王登成の韩朔。「慶余年」の二皇子と高達に「侠僧探案伝奇」の李小白というか「沈黙的真相」の金髪のチンピラ黄毛。
何か脇の方に目を引く配役の多いドラマです。
バリバリのミステリ展開、サスペンス満載なので、とても楽しいんですが、感想文書くにはとってもむずかしい。何一つ内容に触れずに書くというスキルは待ち合わせてないし、何を言ってもネタバレしそうなのでセーブすると何を言いたいのかさっぱりわからないという沼。
ひと言で言うなら、面白いです。