23~29集
少し短めですが・・・「琅琊榜」迷的には、皇帝の誕生パーティならぬ太后の誕生パーティでの帝家の10年前の事件の真相追及、その後に敵軍が攻めてくるあたりの部分がここになります。
「琅琊榜」と大きな違いは、太后の誕生パーティに太子妃の冊立というのがくっついているところ。
とにかく太子妃にしてもらうためには何でもする帝承恩が、太子妃冊立に先立って10年前の帝家の反乱を皇帝に詫びると言い出し、太子も任安楽こと帝梓元たちもあっけに取られてます。彼女のあまりに卑屈なあり様というのは、洛銘西が町で拾った彼女に帝梓元の身代わりをさせたところから心を削られていき、このチャンスを逃すまいと必死なところからだと思うとウザキャラとはいえ同情の余地も十分にあるかな。
その結果、太子妃に~と皇帝が言い出したとたんに、本物の帝梓元は私であると任安楽が声を上げ、彼女の企みはあえなく失敗。けど、帝梓元が彼女を責めることはないのは、彼女自身にも負い目があるからでしょう。
ここからは、帝梓元が次々に証人や亡き八万人の名簿を示して、帝家が勝手に軍を動かし反乱を企んだというのは冤罪で、実際には出陣の命令が皇帝から来ていたと主張します。まあ、雰囲気的には「琅琊榜」と似たような感じですが、どうもこの場面に時間をかけているせいか今一つキレが悪いように見える。
そしてその皇帝の命令を偽造したのが、太后であった・・・と「琅琊榜」に「琅琊榜弐」を混ぜたような事件の真相が明らかになります。
しかし、あまりにも程度の低い太后の悪事の理由・・・
帝梓元も同じように、帝家の名誉回復と犠牲者を正式に祀り、皇帝が贖罪することを要求します。ところが、今回の皇帝は往生際が悪い。
さんざんどうのこうのと理由をつけては、ぐだぐだやってます。ところが、ここでも太子が完全に帝梓元サイドに立って、さっさと自分が皇帝の名代として慰霊に訪れ叩頭して贖罪の意を表します。
韓燁は自分が韓家の太子である以上、帝梓元と結ばれることはないと覚悟を決めています。それは帝梓元にしても同じで、仇敵韓家の人間と一緒になることは考えられない。
彼らのこういう動きの裏で、冷北こと実は北秦の皇子莫北は左相姜瑜を操って、韓家の王朝を揺るがそうと企んでいます。彼を腹心としている安寧公主が、いつそれに気づくか・・・
目的は果たした任安楽は帝梓元の名前を取り戻し、朝廷を去って行こうとします。韓燁は彼女の出発を見送るしかありません。
そんな時に起こったのが韓燁による姜瑜殺害。太子が庶民であふれる街中で左相を殺害するというセンセーショナルな事件ですが、「君子犯法与庶民同罪」であると牢に入れられても韓燁はその理由を言わない。
韓燁を助けようと動き出す洛銘西たちですが、帝梓元は牢に会いに行こうとはしません。
と、これから始まるのは再び「琅琊榜」では、梅長蘇出陣に至る敵軍の動きとか描かれていない防衛戦とかになるのだと思っています。もう配信が終わっているので、いつでも続きは見られるわけですよね。
韓燁と帝梓元だけでなく敵国のスパイ莫北と安寧公主とか、洛銘西と琳琅なんかの男女関係もこれからがクライマックスでしょうね。
それに韓燁と安寧、莫北と太子妃選びにやってきた妹莫霜とか数組のきょうだい関係にも興味があります。
さて、とりあえず、太子の殺人事件の真相を楽しみにドラマ視聴継続します。
しかし、やっぱり「蓮花楼」リピし始めてしまったんですよね~どうしましょ💦