17~29集
まあ、このくらいで3分の2見たということで一区切り。
4人目の男性キャラは、なんというか「助けてドラえもん~」的な?
このドラマ、女主小夭こと皓翎玖瑶をとりまく四人の男性キャラがそれぞれに彼女に思いを寄せています。で、それをよく見ると、というか雑に見てると四つのラブストーリを別々に切り離しても成立するんではないかと?
そこに彼らがそれぞれどっかの国の王子だの姫だの、一族の跡継ぎだのという立場にあるというところから、こちらは切り離すことのできない権力争いの話が進んでいます。
今回の視聴範囲の初めの方で、玟小六は自らが皓翎玖瑶であることを認め、玉山に行って本来の容貌に戻してもらいます。そして、華やかなお姫様お披露目場面・・・
ここから、そこまでのドラマとはちょっと雰囲気が変わってきます。
もともと彼女が好きな涂山璟は、押し付けられた防風意映との婚約を解除してくるから結婚してほしいと求婚。彼を殺したつもりだった兄涂山篌と実はその愛人である防風意映さえいなければ、もうちょっとスムーズに進んだ話ではないかと思われるのですが・・・ほんとうざい。
ちょっとぼやかせてもらうと、ドラマなんかが込み入った展開になってきた場合、武侠ものとかミステリなんかだとハラハラドキドキして見てるのですが、こういう不倫だの三角関係だのという話だとやれやれ~😥としか思えないんですよね~
このドラマ、この不倫カップルなしでも話が構成できるんじゃないかと、勝手に嘆いてます・・・
ま、それはともかく・・・
海底九頭妖王だという相柳は、今度は防風氏の庶子防風邶として黒髪で登場。本物の防風邶は死に臨んで、相柳に母の面倒を見てほしい、その代わりにすべてを譲ると依頼。それを受けた相柳はそれ以来防風邶としても生きてきたという話。
相柳だろうが防風邶だろうが、彼が本音では小夭が好きなのに直接顔を合わすと憎まれ口をたたくという「お前は小学生か?」と突っ込みたくなるようなツンデレぶり。そんなことだから、彼女は男として出会った当時と同じく朋友としか感じられていない。
そして、小夭の表哥である西炎瑲玹、彼も幼い時からずっと彼女が好きなのに「兄」としてしかいられないことにイラついている。
その上、西炎国を掌握するために味方にしたい赤水豊隆に小夭と付き合いたいと頼まれると、断れない。自分もその妹辰栄馨悦に好意を寄せられるとこれも断れない・・・
小夭は涂山璟と将来を約束はしたものの、お互いの立場的におおっぴらにはできない。
というようなめんどくさい関係を抱えつつ、西炎国を掌握するためにははじっこにある西炎山を捨てて中原に新たな拠点を作ればいいという赤水豊隆のアドバイス、実は涂山璟が入れ知恵した、にのっかって、古い城を修理するという名目で拠点を作り始める西炎瑲玹。彼はことが成就するためには臥薪嘗胆を覚悟している様子。
涂山璟が婚約解消を言われて、不倫しているくせにブチ切れた防風意映と兄から刺客を送られるとか、相柳が刺客に囲まれるとかそれぞれ命を狙われています。
ちょうど小夭が狼に襲われかけたところで29集です。
まずはこの危機を彼女がどう脱するか、というか誰が助けに来るかですねw
それはともかく、西炎瑲玹が叔父やいとこたちの攻撃をどうかいくぐって、王座に就くかが私の興味の中心。
このややこしい恋愛ドラマの方は、まあほどほどでお願いしたいわけですが・・・そうはいかないでしょうね😞
しかしまあ、どう贔屓目に見ても大団円では終わりそうにない気がする💦