31~39集
やっとの思いで見終わりました。終わりの方は涂山璟あたりの話になるともう私の字幕読み取り能力限界突破寸前の4倍速にして、なんとか大嫌いな場面を駆け抜けました。
男主1人に女性キャラ4人というのは後宮ドラマでなはありふれた設定なんですが、男女の数を入れ替えてもやっぱりうざかった・・・
加えて、「一念関山」で劉詩詩の演じる任如意の圧倒的な主人公感とつい比べてしまったのもつらいところです。ほんとに女主、ずっと男のままだったらよかったのに・・・
お好みの方には申し訳ないけど、今回は画像下、毒吐きまくりますのでご容赦ください。
涂山璟の祖母が孫に望まない相手との結婚を無理強いするために毒薬を飲ませる、そのために孫は自分の子を妊娠したと主張する実は兄の愛人を妻にするしかなくなる、で、女主激怒してあっさり分かれてしまうなんて話のどこがおもしろいのかさっぱりわからない私。
そもそも女主が男だったころには、彼女に主人公感があって、彼女の動向や意志がドラマを動かしていきました。ところが、王姫皓翎玖瑶に戻ったとたんに彼女の主人公感がどっと薄くなってしまったと思えてならない。
刺客に襲われて死んだも同然の彼女を引き受けて、「ビーナスの誕生」のような貝の中でひたすら彼女を助けるために尽くし、蘇生した彼女には会うこともなく去って行った相柳、女主と将来を誓いながら罠にかかって裏切ることになった八方美人涂山璟、あくまでも兄という立場から逃れられない西炎瑲玹は西炎の実権を手に入れるために動く。
主人公であるはずの小夭は、彼ら三人の動向に合わせて動くようになっています。彼女自身は自分の意志で動いているようでも、それは瑲玹のフォローのためだったり、相柳の根回しだったり、涂山璟への怒りだったりして、彼女自身がことを起こしていくというシチュエーションはほとんどなくなっています。
あげくに涂山璟と絶縁したんだから、今度こそと赤水豊隆がプロポーズしてくると、君だけを一生愛するって言ってくれたからとあっさり承諾してしまいます。そりゃ赤水豊隆は悪い男じゃなさげですけどね~そもそも女主には男女間の愛情というようなものがちゃんとわかっているのかが怪しく思える。同じくその辺が怪しいワンコ涂山璟との恋愛は遊びのように見えるし、彼女にきつく当たりながらも常に彼女に献身的に尽くしている相柳の無償の愛にも、兄瑲玹の辛さにも気づけない。何百年も何千年も生きる神族とやらだそうですが、こと男女の愛情にはまだまだお子ちゃまとしか見えないんです。
まあ、それもそれで悪くないのかもしれませんが、私的にはイライラしどうし。女主、男を見る目がないんだよね~瑲玹はともかく、さっさと相柳とくっついてしまえと思ったのは私だけではないはずw
その間に堂兄西炎瑲玹は叔父たちにさんざん悪評をばらまかれたり、命を狙われたりしながらも、涂山、赤水などの四大世家と手を結び着々と地盤を固めていきます。
こっちの展開はおもしろかったので、普通の再生速度で楽しめました。
どうせ第2季に「続く」なんだから、どこで終わるのかと思っていました。こういうところで「続く」ですか・・・女主の恋愛のその後には全く興味が持てないのですが、瑲玹がどう覇権を掌中に納めていくのかには興味津々です。彼はただ西炎の王位を狙っているだけではないはず、ずっと自制してきた彼が玉座を手に入れてからどう化けるかも気になるところです。
ということで、イライラしながらとにかく視聴終了はできたのでした。途中といっても終わり近くで放置しているのもなんかもやっとするし、がんばったのですw
ただ、私には全くあわないドラマでしたが、人気のあるのも分かりました。壇健次の相柳、やっぱり見目好いですものね~
演 員 角色
杨 紫 飾 小夭、玟小六、皓翎玖瑶
张晚意 飾 玱玹、轩公子
邓 为 飾 涂山璟、叶十七
檀健次 飾 相柳、防风邶
代露娃 飾 阿念
王弘毅 飾 赤水丰隆
黄灿灿 飾 防风意映
叶筱玮 飾 涂山篌
王 禛 飾 辰荣馨悦
侯长荣 飾 西炎王
郑国霖 飾 皓翎王
出品人 孙忠怀、汤攀晶、桐华、王力
制作人 汤攀晶、李黎明
监 制 王娟、王力
原 著 桐华
导 演 秦榛
编 剧 桐华、王晶
艺术指导 汤攀晶
美术设计 郑辰
动作指导 高瑞刚
造型设计 陈同勋
服装设计 杨江伟
视觉特效 马宏飞