江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

2023年の中華ドラマ視聴まとめ

2023年の中華ドラマ視聴まとめ

 「サザエさん」も終わったし、年越しそばも食べたし~で、すっかり忘れてた今年の中華ドラマ視聴のまとめ。

 

 今年の特徴は何と言っても、私が見たいと思うドラマ、特に古装劇、武侠劇の公開時期にとんでもなくムラがあったことです。出てくるときには配信に遅れないように視聴するのに悲鳴を上げたくなるほどなのに、ない時には全くなくなってしまう。

 幸い、この年越しには「繫花」「宋慈韶華録」に続いて「天啓異聞録」まで出てきて、先行している「三大隊」や「神隠」を私の中で押しのけてしまいました。

 けど、その反動でまた春ごろに「古装劇日照り」がやって来はしないかと、気が気でないのも事実でして・・・💦

 

 さて、今年一年ブログに取り上げたのは、下のリストに挙げた42本。一応見終わったのが年内というのを区切りにしています。

 1月  少年歌行
     浮図縁
     孤独的野獣
     新少年包拯
     平原上的摩西
 2月  狂飆
     君子盟
     去有風的地方
     三体
     武林有侠気
     顕微鏡下的大明
     立功・東北旧事
 3月  回响
 4月  他是誰
     山河之影
     塵封十三載
     春閨夢里人
 5月  漫長的季節
     無眠之境
     長月燼明
     雲襄伝
 6月  在下李佑
 7月  雪鷹領主
     長風渡
     古相思曲
     玉骨遙
     塵縁
 8月  大宋少年志2
     蓮花楼
     安楽伝
     歓顔
 9月  鵲刀門伝奇
     異人之下
     雲之羽
10月  西出玉門
     九義人 
     我有一个朋友
     繁城之下
11月  白日焔火
12月  鬼吹灯之南海帰墟
     長相思
     一念関山

 

 で、昨年と同じ42本。大結局を取り上げた日でカウントしてるので、実際には6月や11月に見たのが1本だけというわけではないんですけどね~ブログ続けるモチベーション維持するのが本当に大変でした。好きでやってることなんで、やめてしまえよ~と黒迷子が脳内でささやき続けた一年でもありました。

 

 それでも、今年のドラマには結構佳作も多いし、見ごたえのあるドラマ、私好みのドラマも少なくなかったのですが・・・それでも言いたい!今年のドラマの悪しき特色!!!

 

 途中から「なんじゃそれ?」と言いたくなるようなへたり方をしたドラマとか、最後の最後で「冗談はよせ!」と画面に向かって突っ込んでしまったドラマが多すぎませんか?

 出だしは本当におもしろかったのに、途中で見るのが私にはしんどくなってきた筆頭が「長相思」と「他是誰」。

 最後の最後までおもしろかったのに、残り数分のところで「げっ!!!」となってしまったのが「雲之羽」と「一念関山」。両方とも好きなドラマだったんですけど、昨年の「天才基本法」同様に最後数分はなかったことにして脳内で抹消した方がよさそうです。もっとも「一念関山」には私的には無理やり力業で説明つけて自分を納得させてはいますけどw

 ずいぶん長く中華ドラマを愛好してきていますが、今年ほど幻玄ドラマや恋愛劇を見る意欲がわかなかった年はないかもしれません。TL上で評判のラブストーリも、古装ならなんとか見終わりましたが、現代ものはきれいさっぱりスルーしました。年齢を重ねるにしたがって、こらえ性がなくなってきたというかなんというかw

 こうしてタイトルを並べても、印象の薄い作品もあります。一方で、忘れさせてくれないような濃さで社会的な課題に切り込んでいるドラマが古装劇でも現代劇でも多くなったのは、私の趣味嗜好のせいだけではないと思います。「九義人」や「狂飆」抜きに今年の中華ドラマはないと思います。ということで、これで2作。

 武侠迷としては、今年は結構充実したドラマライフを過ごせた感じで三本「一念関山」「蓮花楼」「雲襄伝」

 SF迷として、これは絶対抜かせないのが「三体」です。もう一つ設定の目新しさがうれしかった「古相思曲」も入れたい。

 ミステリ迷としては現代劇「漫長的季節」でしょうか?この系列?の「平原上的摩西」「白日焔火」等を代表して1本。古装劇では「繁城之下」「顕微鏡下的大明」で3本。

 幻玄劇方面では「少年歌行」と「雲之羽」ですが、「少年歌行」は武侠方面の方ですかね?「雲之羽」はまだラストシーントラウマ残ってる。ファンの多い「長月燼明」は美術方面では魅力的でしたが、どうにも私には胸やけが・・・

 それにですね~私には珍しく現代劇でミステリでも冒険ものでもない「去有風的地方」も入れたい。なんにも「事件」が起こらないことが新鮮でした。

 で、これで~13本!

 う~~どうしますかね~

 

 順不同で「九義人」「狂飆」「一念関山」「蓮花楼」「三体」「古相思曲」「漫長的季節」「繁城之下」「少年歌行」「去有風的地方」

 で、残念賞的なところで、「顕微鏡下的大明」と「雲襄伝」に「雲之羽」。「雲之羽」は整理しきれないトラウマ残してる分マイナスw

 

 ついでと言ってはなんですが、映画の方はブログに取り上げていない「満江紅」「封神第1部:朝歌風雲」「長安三万里」と「宇宙探索編輯部」、「天龍八部之喬峯」も金庸迷としては外さないわけにはいかないでしょうが、「無名」もよかった。どうも映画は、ブログを書くタイミングを逃しがちで困ります。と言い訳しておいて、6本。

 

 ということで、今年の年越しには「繁花」と「宋慈韶華録」です。とっても満たされた感じの締めくくりになりました。
 一年間お付き合い、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。