江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

海灘 Beach

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知らなんだ


李亜鵬と周迅の主演作だっていうので、めずらしくレンタルした「トレンディドラマ」です。(でも、このドラマのようなのをトレンディドラマというのかどうか、自信がない)
1枚目と2枚目が到着。第6集までってことです。
そしたら、製作スタッフにびっくり。プロデューサーには馬中駿がいたり、策劇(っていうから脚本かな?)にあの張紀中がいたり、何のことはない「射鵰英雄伝」のスタッフがいっぱい。予告編も見てたんだけど、チェックが甘かった。その上、「七剣下天山」なんかの王学兵も出てて、李亜鵬と二人で主題か歌ってる。でも、ふたりとも・・・へただ・・・
おまけに、「神鵰侠侶」の黄蓉なんかの孔淋まで、王学兵の別れた恋人役でちょこっとだけ出演。ジーパンはいてる姿におっとっとでした。

中国版のベイウォッチかと思ったら、そうでもないようです。
故郷を捨てて、北京でセレブなヤンエグをしてる李亜鵬。姉の子を引き取って育てている周迅。善良な刑務所帰り王学兵。それぞれいろんな過去を背負った若者たちが新しいビーチのレスキュー隊に集まってくる。という設定なのですが、未来的なまでに「都会」な北京での暮らし、陽光あふれるビーチ、向こうにはギトギトしたネオンサイン、そこに集まってくるいろいろな客たち、そのすぐ近くには昔ながらの漁村があって、いかにも「ふるさと」って感じの人々とまちがある。おじいちゃんの小さな喫茶店茶店?)には、色の変わった毛沢東の写真が張ってあって、その下ですることのない若者たちがカラオケに行こうかとかってたむろしている。
こういう生活や世代の対比っていうか、両立している現代の中国をリアルに切り取っているドラマって気がします。
ちょっと楽しみです。

ところで、こういう中国の現代劇って俳優の名前をそのままとかちょっとかえて使うのがふつうなんでしょうか。ここでは、李亜鵬は李小鵬で、王学兵は王小兵になってた。
林志穎の映画でもあったけど、なんか手抜きな感じ。何潤東の「雪地裡的星星」で登場人物のほとんどが本人の名前そのままだったけど、あの時の何潤東の役って病気で死ぬ役なのよねえ。それでもそのまま名前使うのかいな。

本日のリアルタイム連城訣・・・菊花って、マリーゴールドいっぱいですけど。中国では、マリーゴールドもガーベラもカーネーションも菊ですか??