江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

ギブアップ・・・マジッククレーン

何度見てもよくわかんない


先月、チャンネルNECOで放送してた「マジック・クレーン」
久しぶりの武侠電影だったんですが・・・正直言って何回見てもよくわからない。
トニー・レオン梁朝偉)主演ってことで、あと劉松仁と張鉄林が出てた。劉松仁と梁朝偉が師弟、で悪役が張鉄林って言うのはわかるんだけど、あとはいったいどうなってんのか。
どうも、当時の香港製武侠電視劇と相性がよくないなあ。
まず、カタカナ書きの固有名詞にすご~~い抵抗感が。しかも広東語なんで、見てるほうの語学力にも問題があって、漢字に変換できない。広東語ってカタカナで書いたとき、「ッ」ってのがすごく、目につくんですよねえ。この「ッ」にもすごい抵抗感が・・・「ヤッヨンジー」?「クワンモウ」?「シウディップ」?お願いだから、漢字も書いておくれ!!
その上、女優さんたちのメイクがみんな平板でだれがだれだか、香港電影に経験不足の当方には全然見分けがつかない・・・
その上の上、ストーリがよく把握できない。なんででっかい鶴が出てきたんだ?なんであの娘は勝手に裸になるんだ?なんでみんな集まってきたんだ?一体こいつら何がしたくて出てきたんだ?
その上の上の上・・・「マジック・クレーン」ででっかい鶴を連想できたら、よほどの江湖迷か、香港電影通か。ふつうの感覚なら「クレーン」は「起重機」だよね。英語でCRANEが鶴だ気づいたのは、でっかい鶴を見て、しばらくたってからだった。そりゃ、英語苦手ですけど、原題の「新仙鶴神針」のほうが日本人にはよほどわかりやすい題名じゃなかろか。
てなわけで、頭かきむしりつつHDから消してやろうか、もう一回だけチャレンジしてみようかとうろちょろしてるところです。やれやれ・・・