江湖迷人

Yahooブログから引っ越してきた武侠迷のブログです。中華ドラマの古装劇、ミステリ、SF方面を主に取り上げて、感想文を書き連ねてます。ネタバレはしたくはないんですが、ばらし放題になってることも、逆に肝心なことを抜かして何のことかわからないこともあって、あまりあてにはならないので、ご用心ください。

雪山飛孤 その10

11~12集


胡斐と袁紫衣の掌門令牌集め、袁紫衣の出生の秘密、福康安と田帰農の陰謀が三題噺ってとこですね。
中華なネットでは、よくドラマの配役が年食いすぎてるとか一番原作に年が近いとか、年齢についての話題がでてます。射鵰英雄伝とかではあんまり気にもならなかったんですが、やっぱり今度ばかりは袁紫衣、年食いすぎ。
いつの間にか、「胡大哥」って呼んでるけど、こっちもそれなりに年食ってる聂远の胡斐が朱茵の大哥ねえ・・・と余計に年食って見えたり。
最初に見た時もそう思ったけど、日本語の声優の妙にテンションの高い声ともミスマッチだし・・・まあ、後半メインの配役なんでしょうね。いっそのこと、別の人にしてもよかったのに。
という私は、正直この袁紫衣が好みでないわけです。原作にある彼女の秘められた悲しさや哀れが今一つだしねえ・・・
まあ、このドラマの場合、女性は駱冰と胡夫人以外全部好みでなかったりします。

ところが!
わが普通的人の朋友が、このドラマを見ていることが発覚。
「金曜の、夜遅くにやってる中国ドラマ」と韓ドラ大好きな彼女の口から出た時には、「あれ、そんな時間にF4ものとかやってたっけ?」
まさか、アクションものとか歴史ものとかまったく興味なしの昼ドラお姉さんが武侠を…と思ったら、違った。
「奥さんが、浮気して、旦那は刀ばっかり振り回してて。それで、子ども捨てて、駆け落ちした話」というじゃないですか。なんか、観点ははずれてるけど・・・
「なんだ、やっぱり雪山飛孤だ」と、中国版DVDのパッケージを見せる。
「これ?」
「そうそう、それ。DVDあるなら、貸して」
残念!日本語のついたのは、ない・・・
中国語字幕?問題外だそうで・・・やっぱり
「原作もあるんだけどねえ」
「4冊もめんどくさい」
ということで、布教には失敗。
まあ、私の苦手なねちゃねちゃがある限り、彼女は毎週金曜日には武侠ドラマ23を見てくれるでしょう。まだ、しばらく布教のチャンスは続くわけです。
世の中、好みもいろいろだから、楽しいわけです。